26日、ISA(国際サーフィン連盟)は、日米両国籍を持つ五十嵐カノアの国籍登録変更要請を正式に承認し、ISAワールドサーフィンゲームスや2020年東京五輪に日本代表として出場することが可能になったと発表した。
ISAのルールブックでは、一つの国を代表してから国籍変更するまでに最低18ヶ月間が必要と定めている。五十嵐カノアが、ISAの世界選手権で最後に米国代表となったのは2014年の『VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権』。今回の承認直後から、日本代表としてオリンピック選考選考に加わることができるようになった。
ISAのフェルナンド・アギーレ会長は「カノアは日本にとって非常に強力な戦力であり、五輪開催国の代表にふさわしい選手。カノアのスキル、ドライブ、リーダーシップがあれば、チームジャパンはより多くのメダルを獲得するだろう」とコメントした。
カノアは、WSLでは既に国籍登録を変更しており、今年から日本国籍でCTに参戦している。
(THE SURF NEWS編集部)