ラウンド1で惜しくも敗者復活のラウンド2行きを強いられた都筑有夢路と前田マヒナ。女子ラウンド2ヒート1では、この2人の日本代表が直接対決。
5人ヒートの内、2名がイベント敗退となる同ヒートは都筑がリードし、2位以下は僅差の団子状態で何が起きてもおかしくないシーソーゲームとなる展開。
とにかくインターフェアだけはしないようにとヒートに挑みました。インターフェアをすることは1年に1回もないので、R1は恥ずかしいという気持ちが強かったです。今回は、負けたら終わりとは思っていたけど、それが良い緊張感に繋がりました。
都筑有夢路
中盤、4位のポジションに付けていた前田はプライオリティを持ってじっくりと波を待ち、残り4分を切ったところで波をキャッチ。
プレッシャーのかかるシチュエーションでしっかりと波を乗り切る集中力を見せて見事3位へとアップ。
ヒートラストでは4位に転落していたコスタリカ代表のレイラニ・マクゴナグに逆転されるも、残り1分のラストウェーブで4.83pt。レイラニ、前田、ともにベスト1・2が同スコアの同点となるも、タイブレイクのルールにより前田が再逆転を果たす。
最後の1本の点数が出て勝ち上がりが決まり、凄い嬉しかったけど、相手にも悪いと思いました。だけど、これは試合だし、私も勝つのが仕事。普段練習しているときから、自分のライディングをジャッジするトレーニングをしているので、最後の1本ライディングした時は3番になれると思っていました。
前田マヒナ
都筑と前田、日本女子2名は無事にラウンド3進出を決めることになった。
(THE SURF NEWS編集部)