両親が日本人ながらカリフォルニアで育った五十嵐カノア、そして母親が日本人のハーフとしてインドネシアのバリ島で育った和井田理央。
男子ラウンド3ヒート1では、共にサーフィンして育った場所は日本ではないものの、日本の血を引く二人が対戦するという興味深いマッチアップ。
ヒート序盤、スコアポテンシャルに欠く波が多い中、スタートから10分弱といった所で五十嵐がハイスコアとなる見事なフローのコンボで8.00ptをマーク。
中盤になるとバックアップスコアとして五十嵐は6.00ptをマークし、トータル14.00ptにして大幅にリードすることに。
一方の和井田はフルローテーションに近いエアリバースをメイクして追い上げるも、コンボに繋げることができず5.83ptをマークしてトータル8.76pt。
終盤に入ると和井田は3マニューバのコンボで自身ハイエストとなる6.17ptをマークしてトータルを12.00へとアップ。
最後はプライオリティの駆け引きなどもあったものの、五十嵐のリードは変わることなくクオーターファイナル進出を決めた。
(THE SURF NEWS編集部)