2000年にニュージーランドのデイブ・ジェンキンス氏によって設立された慈善団体「SurfAid」が『MAKE A WAVE』というチャレンジを実施中。
これは9月に毎日サーフィンするのが条件で、誰でも参加可能。
参加者は登録の後に募金ページを作成してコミュニティで共有して支援を募る。
サーフィンした記録はハッシュタグ#MAKEAWAVEをつけてInstagramなどのSNSでシェアをすることで世界中にこのチャレンジが広がり、集まった募金は綺麗な水、医療、食料の確保に使用される。
この『MAKE A WAVE』には1999年のワールドチャンピオン、オッキーことマーク・オクルーポや、現役CT選手のイザベラ・ニコルスも参加しており、オーストラリアで話題になっているのだ。
「SurfAid」とは?
「SurfAid」はインドネシアのメンタワイ諸島で活動している国際的な慈善団体で、初期の活動は人々への健康教育と、マラリアの蔓延を防ぐための蚊帳の提供が中心だった。
2004年、スマトラ島沖地震の際に被災者に医療支援を行ったことがきっかけで「SurfAid」の活動は世界中で注目されるようになった。
2007年にはインドネシア政府やユニセフと協力して、メンタワイ諸島全体のマラリアを制御する複数年プロジェクトを発表。
2009年、近隣のニアス諸島に活動を拡大。いくつかの国際的な賞を受賞して個人や企業の寄付者から年間約300万ドルの寄付を受けている。
「SurfAid」の名前の通り、多くの活動はサーフィンを基本に行われている。
現在はオーストラリア政府や個人・企業からの資金援助を受け、サーフブランド「Billabong」も支援。
インドネシアの本社の他、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアに支社がある。
「SurfAid」公式サイト
https://makeawave.com.au/
(空海)