今週は西に偏った冬型の気圧配置が続き、西よりの季節風が吹き続いている。
日本海側ではクローズアウトが中心。
太平洋側では西日本でスモールコンディション、東日本は風波や低気圧が残した東よりのウネリで十分なサイズがある。
週末は冬型が緩むが、来週の中盤には気圧の谷が通過して週末辺に強い寒気が入って冬型の気圧配置が強まる可能性がある。
北の方ではそろそろ5ミリフルスーツの出番、まだ水温が高い関東などでもすでに茨城北部の朝は気温が一桁台まで下がっている。
通常、水温は気温の1〜2ヶ月遅れで下がるので、冬の準備は早めにした方が良いだろう。
関東はサイズダウン傾向
12日の金曜日の時点で西〜南西風が強く、ムネ〜カタサイズがある湘南。
週末はこの風がおさまり、サイズダウンが進むことが予想される。
一気にスモールコンディションになり、日中は中途半端なオンショアが入りやすくなる見込みなので、13日土曜日の朝を狙いたい。
千葉・茨城ではしばらく続いていた東よりのウネリが弱まる傾向となり、スモールコンディションが中心になることが予想される。
風は13日の土曜日が西〜北西、14日の日曜日が西〜南西の見込みなので、浮力があるボードで風向きに合わせて行動したい。
西日本はスモールコンディションの週末
西日本、国府の浜などの東向きの場所では12日の金曜日の時点で西〜北西風にウネリが抑えられてしまいスモールコンディション。
週末は風が弱まり、日中は南よりの風が入りやすくなる見込みだが、大きなサイズ変化は期待出来ず、中途半端に風の影響が気になる程度だろう。
ロングやミッドレングスなどの浮力があるボードで朝の内に行動するのが良さそう。
宮崎は12日の金曜日の時点で木崎浜などのウネリに敏感な場所はコシ〜ハラサイズがあるが、週末はサイズダウンが予想される。
北西風、日中は南東風が吹き込む見込みなので、早めの行動が良いだろう。
日本海は風をかわす場所へ
12日の金曜日の時点で西〜南西風が強い場所が多く、クローズアウトやハードコンディションが中心の日本海。
週末は気圧の谷の影響で南〜南西風が吹き続く見込み。
特に14日の日曜日の北日本は風が強く、ウネリも強い状態が続く可能性がある。
風をかわす場所に関しては小ぶりながら出来る可能性もあるので、チェックはしておきたい。
(THE SURF NEWS編集部)