11月24日、都内でファッション雑誌『GQ JAPAN』による「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の授賞式が行われ、ヒーロー・オリンピアン賞を受賞した五十嵐カノアと都筑有夢路が参加した。
毎年さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせた人を称えるこのアワード。今年は「勇者たちの年」をテーマに計11組21人が選出された。
授賞式には、有村架純や北大路欣也など錚々たる俳優陣やアーティスト達が参列。東京オリンピックでサーフィン銀を獲得した五十嵐カノアと銅メダルを獲得した都筑有夢路の他に、スポーツクライミングの野口啓代、柔道の阿部一二三&詩兄妹のメダリストも参加した。スケートボードの堀米雄斗は映像でコメントを寄せた。
東京オリンピックで銀メダルを獲得した五十嵐カノアは、受賞の感想を尋ねられると「海の中のサーフィンだけでなくて、海の外のファッション界でこのようなアワードが貰えてうれしいです」とコメント。
また「今年は一生忘れない年。オリンピックは自分にとって初めてだっただけでなく、サーフィンにとっても初めてだった。今年はものすごいプレッシャーを感じたけど、すごく勉強になって、いい成績がだせたので、日本の皆さんに嬉しい気持ちを伝えられれば嬉しい。」と今年1年を振り返った。
五輪で銀メダルを獲得した都筑有夢路は、「率直に嬉しい気持ち。こんなに素敵なドレスが着れて、メイクアップもしてもらって、なんかお姫様みたいな気分。今まで頑張ってきてよかったと思った」と満面の笑みで受賞の喜びを語った。
今年のアワードテーマに関連して自身にとっての勇者を尋ねられると「自分にとっての勇者はお母さん。いつも海外でもそばにいてくれて、ずっと近くで見守ってくれているサポーター。いろんな面でおかあさんすごいなと思うので、私の中では勇者です」と答えた。
『GQ JAPAN』の鈴木正文編集長は、ヒーロー・オリンピアン賞6名の授賞理由について、「誰の人生にも一番美しい時がある。ここに今もっとも美しい人間がいる。それはスポーツのおかげでもあるし、彼らがやってきたこと、精神性も含めて。その美しさに対してメンオブザイヤーを与えたいと思います」と彼らの功績をたたえた。
普段のウェットスーツ姿とは違う華やかな衣装で登場した五十嵐カノアと都筑有夢路。2人は明日からハワイに向かい、CS最終戦に参戦する予定だ。東京オリンピックでの活躍をはじめ、飛躍の1年を過ごした2人への単独インタビューも追って紹介予定なのでお楽しみに。
GQ MEN OF THE YEAR 2021
ポップ・アイコン賞
TOMORROW X TOGETHER
ベスト・アクトレス賞
有村架純
ベスト・コメディアン賞
ゆりやんレトリィバァ
ブレイクスルー・アクター賞
北村匠海
インスピレーション賞
志尊 淳
ブレイクスルー・アーティスト賞
LEX
ベスト・ラップ・アーティスト賞
JP THE WAVY
ベスト・アクター賞
役所広司
ベスト・コメディ・デュオ賞
マヂカルラブリー
レジェンド賞
北大路欣也
ヒーロー・オリンピアン賞
五十嵐カノア、都筑有夢路、堀米雄斗、野口啓代、阿部一二三、阿部詩
GQ MEN OF THE YEAR 2021公式サイト:https://www.gqjapan.jp/moty/2021/
(THE SURF NEWS編集部)