ISA(国際サーフィン連盟)は2022年5月27日〜6月5日に『2022ISA世界ジュニアサーフィン選手権』をエルサルバドルで開催すると発表!
コロナ禍で『2019ISA世界ジュニアサーフィン選手権』を最後に2年間見送られていた同イベントの正式名称は『Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship』です。
2021年に東京五輪の選手選考を兼ねた『2021 ISAワールドサーフィンゲームス』で成功を収めたエルサルバドルはパリ五輪選考を兼ねた『2023 ISAワールドサーフィンゲームス』や、2022年CT第7戦『Surf City El Salvador Pro』の会場にも選ばれています。
素晴らしい波が存在するエルサルバドルは国内外の社会経済開発計画の中核としてサーフィンを位置付けています。
「Surf Cityキャンペーン」と掲げてブケレ大統領を筆頭に政府が動き、サーフィン国家として確立する未来図も描いているのです。
今回で18回目を迎える『ISA世界ジュニアサーフィン選手権』は現在世界のトップで活躍する多くの選手も参加経験があります。東京五輪に参加した40名の内、33名が過去のジュニア選手権に出場し、その内の16名がメダリストに選ばれるなど登竜門的な大会になっています。
また、2019年の同イベントの18歳以下で金メダルを獲得したガブリエラ・ブライアン(HAW)、16歳以下で銅メダルを獲得したベティ・ラウ・サクラ・ジョンソン(HAW)が2022年にCTデビューを果たしています。
なお、『2022ISA世界ジュニアサーフィン選手権』の日本代表の選考方法などは今後発表されます。
ISA会長 フェルナンド・アギーレ氏のコメント
ジュニアサーファーがサーフシティ・エルサルバドルの素晴らしい波と温かいホスピタリティを直接体験できることに興奮しています。
昨年のWSGでの素晴らしい経験に続き、エルサルバドルとのパートナーシップは固く、将来性もあります。
ISAワールドジュニアの開催は、あらゆるレベルのサーフィンをサポートするというエルサルバドルの姿勢の表れであり、草の根からオリンピックやプロレベルまで、このスポーツの競争力のあるパイプラインを育てる手助けをしているのです。
私たちはエルサルバドルの新しい未来を築き、サーフィンを通じて人々の生活を変えるというブケレ大統領の目標を支援するために、エルサルバドルとのパートナーシップを継続できることを嬉しく思っています。
パートナーシップの継続は私たちのグローバルなビジョンでもあります。サーフィンを通じて世界中の若者がスポーツを楽しみ、アクティブで健康的な生活を送り、自然環境とつながることができるようにしたいと考えています。
そして、パートナーと共に「Better World Through Surfing」に取り組みます。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(THE SURF NEWS編集部)