現地時間1月30日、ハワイ・ノースショアでCT開幕戦『Billabong Pro Pipeline』の2日目が行われ、ウィメンズのR1H5にクレジットされていたステファニー・ギルモアがWSLの新型コロナウイルス対策で隔離のため欠場となり、急遽べサニー・ハミルトンが出場した。
ウェイティングピリオドの2日前となる27日、WSLはごく短いプレスリリースを発表。ステファニーが陽性だったのかどうかは明言していないが、「ステファニーはWSLの新型コロナウイルスプロトコルに入るため、隔離を終えるのは1月31日の月曜日となる予定」と説明。
Stephanie Gilmore has entered the WSL’s COVID protocols ahead of the Billabong Pro Pipeline. Based on the league’s protocols, Gilmore is expected to be cleared by January 31. The health of athletes, staff, fans and the communities where we compete, remains the WSL’s top priority.
— World Surf League (@wsl) January 28, 2022
結果的に、現地時間1月30日にウィメンズのラウンド1と2が行われたため、ステファニーは出場機会を逃すこととなってしまった。R1でステファニーと同ヒートにクレジットされていた、タイラー・ライトとインディア・ロビンソンは“負けなし”のヒートを実施。
そして、ラウンド2の直前にリプレイスメントがコールされ、急遽べサニー・ハミルトンの出場が決定。先日の『Da Hui Backdoor Shootout』でもアグレッシブなチャージが話題になっていたべサニーは、R2でブリサ・ヘネシーとキャロライン・マークスと対戦。ブリサに続いて2位通過を果たし、R3へ駒を進めている。
なお、『Billabong Pro Pipeline』はこれまでに男女ともにラウンド2までが終了。メンズは、五十嵐カノア、ケリー・スレーター、ジョン・ジョン・フローレンスをはじめ経験ある選手が順当に勝ち上がっている一方、ウィメンズはキャロライン・マークスとコートニー・コンローグが敗退している。
ネクストコールは現地時間1月31日午前7時50分(日本時間2月1日午前2時50分)。ライブ配信や細かなヒート表は以下より。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mct/3885/billabong-pro-pipeline
(THE SURF NEWS編集部)