長い方だと10連休の今年のGW。
3年ぶりの移動制限なしの大型連休でいつもより遠くの海に行く予定の方もいるでしょう。
天気の方は前半と後半に崩れ、中盤は晴れに恵まれる場所が多くなる見込み。
波の方は前半と後半に上がり、中盤も千葉以北はありそうだ。
関東のGW前半は場所を選べば遊べそう
29日の昭和の日は前線上を低気圧が移動。
関東では千葉・茨城で北東風が強く、サイズアップしている場所はあるが、コンディション的には厳しい。
風をかわしている湘南は最大コシのスモールコンディション。
30日の土曜日は前線上の低気圧が発達しながら東へ遠ざかる一方、夜には新たな低気圧が本州の南海上に発生する模様。
千葉・茨城は低気圧からの強い東よりのウネリが入り、クローズアウトやハードコンディションが中心になることが予想される。
前半をピークに北よりの風が強まり、日中は徐々におさまりながら北東風が入りやすくなる見込みなので、風とウネリをかわす限られた場所にサーファーが集中する傾向となりそう。
湘南では前半をピークに低気圧からの南よりのウネリが強まる可能性があるが、サイズダウンは早そうなので変化が出たら早めの行動を。
5月1日の日曜日は低気圧が大陸から沿海州を移動する一方、前線上の低気圧が南海上を移動。
更に新たな低気圧が関東付近に発生する模様。
千葉・茨城は東よりのウネリが落ち着く傾向となり、南〜南東風がやや強まる見込み。
基本的にはハードコンディションが中心ながら風とウネリをかわす場所は回復する可能性もある。
湘南でも南〜南東風がやや強まる見込み。
風波や低気圧からの南よりのウネリでサイズアップする可能性はあるが、コンディション的には期待出来ない。
西日本もサイズアップする可能性があるが…
西日本も29日の昭和の日は北東風が強く、国府の浜などの風の影響を受けやす場所はムネ前後のサイズがあるものの、厳しいコンディション。
30日の土曜日は北よりの風に変わり、日中はおさまる傾向。
後半には南東風に変わる見込み。
風の変わり目を狙えば遊べそうだが、サイズダウンが予想されるため、浮力があるボードを用意した方が良さそう。
5月1日の日曜日は天候が崩れ、南東風が強まる見込み。
風波や低気圧からの南東ウネリが強まりそうだが、コンディション的には期待出来ない。
宮崎に関しては30日の土曜日に北よりの風波を中心にサイズアップ。
5月1日の日曜日の朝には風がおさまってコンディションが整う可能性もあるものの、サイズダウンは早そう。
なお、日中は東よりの風が吹き込む見込みなので早めに行動したい。
日本海は山陰の土曜日狙いが無難
日本海は29日の昭和の日に山陰で北よりの風波が強まっている。
30日の土曜日は強い風のピークが過ぎてサイズもダウン傾向となることが予想される。
5月1日の日曜日にはスモールになりそうなので、土曜日狙いが無難。
なお、30日の土曜日は北陸でも北よりの風波が多少強まる可能性がある。
大きな期待は出来ないが、チェックはしておきたい。
(THE SURF NEWS編集部)