イタリアのメディアによると、2015年世界チャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザがイタリア代表の新しいコーチに就任し、チームの技術をさらに高めるミッションについたと報じている。
この発表は今年の4月イタリアサーフィン連盟のルチアーノ・セラフィカ会長によって行われ、フランス人のヤン・マルタン監督、アシスタントのニコラ・ブレシアーニとロレンツォ・カスターニャの技術チームに加わった。
イタリアチームには、東京オリンピックに(ジョーディ・スミスのリザーブとして)出場したレオナルド・フィオラヴァンティを筆頭に、この就任発表のわずか数週間前に登録籍をイタリア変更したイタリア系ブラジルの人ジェシー・メンデスとエドアルド・パパがおり、ウィメンズにも有望選手がいる。
イタリアには過去最大のサーフィンブームが来ているという。近年、アメリカ・ハワイ・オーストラリアという古くからの強豪だけではなくブラジルを中心とした南米勢が活躍する中で、ワールドチャンピオンのエイドリアーノ・デ・スーザ、元CTのジェシー・メンデス、ブラジルを代表する2人がチームに加わることにより、イタリアチームのさらなる強化とムーブメント全体の成長が期待される。
(THE SURF NEWS編集部)