去る2022年7月17日(日)、日本のビーチカルチャー、そしてサーフカルチャーの発信地である湘南・江ノ島にて、海を活動拠点とするBILLABONGと西浜サーフライフセービングクラブ(SLSC)が力を合わせたオーシャンクリーンを実践された。
近年は地球環境への意識が高まり、ビーチクリーンが活発化しているためか、ビーチを見ていると、以前よりもゴミが少なくきれいな印象もある。しかしながら、西浜SLSCが年2回行っている江ノ島でのオーシャンクリーンでは依然としてゴミの量が多く、残念ながらよい変化を感じられてはいないとのこと。
本イベントは、海の中からのアプローチが必要となる、一般的に着手できていない沿岸区域のゴミを集めることで、ビーチからだけでは伝わりづらい海岸ゴミの現状を発信し、より多くの方々へ啓発していくことが目的だ。
ライフセービングは海岸での認知度は高いのですが、一般的にまだまだ広がりがない。だから同じ海を活動拠点にしているサーファーをはじめ、マリンスポーツをやっている方々との横のつながりを増やしていこうと考えました。そこで協力関係にあったBILLABONGとともにアクションを起こし、発信していこうと思ったんです。
西浜SLSC環境イベント委員会委員長 新井大介
また、今回のオーシャンクリーンでは、子どもから大人まで総勢80名ほどが集まって、江の島に向かってパドルアウト。ビラボンジャパンのライダー、日本を代表するライフセーバーが集まり、共に活動することで自然と仲が深まる。憧れにプロサーファーとキッズとの交流の場にもなった。
気軽に足を運べるビーチはきれいになりつつあるが、すぐ近くにはまだまだ多くの海洋ゴミが散乱している。その現状を目の当たりにしたBILLABONGは、今回だけでなく、今後も西浜SLSCとタッグを組みながら、海洋環境をきれいに守る活動を続けていく予定だ。
この素晴らしい活動をぜひ応援しよう。