台風のカテゴリーでは最大の猛烈な強さまで発達した台風11号は沖縄付近で停滞気味となっている。
週末も動きは遅く、4日の日曜日に東シナ海をゆっくりと北上する予想。
台風の影響で前線が刺激されて局地的な大雨も予想されているため、十分な警戒を。
なお、台風11号は週明けには東シナ海から6日〜7日にかけて速度を上げながら対馬海峡から日本海へ移動する模様。
台風に向かって南よりの風が強まり、大きくサイズアップする場所もありそう。
関東は千葉の風をかわす場所
すでに台風11号のウネリのピークが過ぎている関東。
湘南は北〜北東風が持続するものの、弱い南〜南東ウネリが続く程度。
スモールコンディションの週末が予想される。
千葉・茨城は北東風が入りやすくなり、特に茨城ではこの風が強まりやすくなる見込み。
風波を中心にサイズは維持する可能性があるが、コンディションの悪化が目立ちそう。
週末は千葉の風の影響を軽減出来る場所にサーファーが集中する傾向になると予想される。
西日本は厳しそう
西日本は台風11号や前線の影響などで東〜南東風が強まる傾向となる見込み。
国府の浜などを中心にサイズアップする可能性はあるが、コンディション的には期待出来ない。
宮崎に関しても週末は東〜南東風が強まりやすくなる見込み。
大きくサイズアップしてクローズアウトする可能性もある。
特に4日の日曜日は大雨も予想されているため、サーフィンよりも防災対策に留意したい。
日本海は土曜日に少し変化がありそう
日本海は3日の土曜日に北〜北東風が吹き続き、特に風が強まる山陰で多少サイズアップする可能性がある。
但し、4日の日曜日は南東風に変わり、一気にサイズダウンすることも考えられるため、早めの行動を。
なお、台風が日本海に回り込む来週の中盤は大きくサイズアップする可能性がある。
（THE SURF NEWS編集部）
