五十嵐カノアがISA初の金メダルを獲得した『2022 ISA World Surfing Games』
このTSNでも全力でリポートをお伝えしたが、カノアを一番近い位置で見て撮影していた父勉氏が自身のYouTubeチャンネル、CCCで舞台裏を公開した。
WSGの模様は数回に渡って公開され、今回お届けするのは最終編。
カノアの優勝の瞬間やセレモニーの模様までを臨場感溢れる映像で伝えている。
バートン・リンチがMCを務め、ミック・ファニングなどレジェンドサーファーも会場に訪れるなど、2024年パリ五輪の最初の選手選考としてのWSGは非常に注目度が高かった。
カノアにとって子供の頃から多くの時間を過ごしたハンティントンビーチは一番リラックスできる場所であり、誰よりも波を熟知している。
同じ日本チームのヒートや国別抵抗のアロハカップではアドバイスをするなど影のキャプテンとしての役もこなしながら、自身は全てのヒートを1位通過して最後に金メダル獲得というパーフェクトゲームを達成したのだ。
動画にある舞台裏を少しだけ紹介すると、アロハカップでテントが隣だったポルトガルチームの親友のフレデリコ・モライスにワックスを借りようとして断られたことや、9月17日に24歳でこの世を去ったカラニ・デイヴィッドの追悼パドルアウトの模様など。
カラニとカノアは同じ年で切磋琢磨した親友だったとか。
ちなみに10月1日はカノアの25歳の誕生日。
これからも日本のファンをワクワクさせて欲しい。
(空海)