—–2015年、南アフリカで開催された『J-Bay Open』の大会中、ミック・ファニングが「シャークアタック」に見舞われる。ミックはパンチとキックで応戦し、無傷で生還を果たした。
世界中のサーファーがコンテストのライブ中継を見守る中、ワールドチャンピオンがサメに襲われるという衝撃的なニュースは、一般マスメディアも巻き込み世界中で大きく報道。
そんなミック生還劇を真似て、シャークアタックの危機から脱したサーファーが、豪メディアに自身の体験を語った。
現時時間11月13日、オーストラリア東部沿岸ニューサウスウェールズ州のアボカビーチで、サーフィンをしていた英国人医師がサメに襲われた。
チャーリー・フライ(25)氏は、友人とサーフィンをしている際にサメが歯をむき出して飛び出てきて、右肩を噛まれたという。
地元メディアのインタビューで、フライ氏は当時を振り返った。
「はじめは、サメに噛まれているなんて思わなかった。手のような感触で・・・友達にいたずらされていると思っていたよ。そしたら、サメが飛び出てきたんだ。だから、顔にパンチして友達にサメがいるって叫んで知らせて。自分はなんとか、波に乗って帰ってこれたんだ。」
「自分と友人はまだサーフィンを始めたばかりで、YouTubeでミック・ファニングがサメの鼻をパンチしたと語っている動画を見ていたんだ。だから、ミックと同じように自分もパンチしたんだ。ミック、今度ビールをおごるね!」
ここ日本ではあまり実感が沸かない「シャークアタック」だが、海外では被害が多発しているのが現状。
海がフィールドであるサーフィンは、実は危険と隣り合わせであると心得よう。
(引用元)
Surfer ‘punched shark in face’ as he was being attacked:9NEWS
‘Mick, I owe you a beer’: Fanning inspired surfer’s shark punch:The Sydney Morning Herald
‘Mick, I owe you a beer’: British surfer thanks Fanning after fending off shark:theguardian