先週の日曜日は近畿地方で昨年より21日遅い「木枯らし1号」が吹いた。
「木枯らし1号」は東京地方と近畿地方のみ発表され、東京では10月半ば〜11月末に西高東低の冬型の気圧配置により、西北西〜北の風が8m以上が条件。
近畿は西高東低の冬型の気圧配置と風速8m以上は同様だが、期間が霜降〜冬至、風向きも北よりと条件はアバウト。
これは冬の始まりを告げる指標のようなもので、1991年に基準が採用されたと言われている。
関東は千葉・茨城の土曜日狙い
今週末は日本の南海上を前線を伴った低気圧が移動、西から天気も崩れる予報。
波の方も変化がありそうだが、風が悪くなる場所が多くなるだろう。
関東では19日の土曜日が北東風、20日の日曜日は湘南で北風、千葉・茨城では東よりの風に変わる見込み。
湘南はオフショアながら特に土曜日はスモールコンディション、日曜日は低気圧の動向次第で変化が出る可能性があるものの、大きな期待は出来ない。
千葉・茨城は風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが強まる可能性があるが、特に日曜日は風の影響が気になる可能性が高い。
土曜日に風をかわす場所へ向かうのが無難だろう。
西日本は大きな変化がありそう
西日本は19日の土曜日が北東風、20日の日曜日は東よりの風が強まる見込み。
土曜日はスモールコンディション。
浮力があるボードを用意して東ウネリを拾いやすい場所へ向かうのが無難だろう。
風が強まる日曜日は国府の浜などの東向きの場所を中心に大きくサイズアップしてハードになる可能性がある。
風とウネリをかわす場所を狙いたい。
宮崎に関しては週末を通して北東風が入りやすくなる見込み。
風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが続きそうだが、風の影響が入り続けてしまいそう。
日本海は日曜日に風波がまとまりそう
日本海は19日の土曜日に北東風、東北では北〜北西風が強まり、風波でサイズアップする可能性がある。
20日の日曜日は南よりの風に変わり、コンディションの回復が期待出来そう。
但し、サイズダウンは早いと予想されるため、早めの行動を心がけたい。
(THE SURF NEWS編集部)