2023年1月9日〜15日にカリフォルニア州のサンディエゴ「シーサイドリーフ」で開催されるWSL主催のWJCことワールドジュニア『SAMBAZON World Junior Championships』のヒート表が公表された。
コロナ禍で3年ぶりの開催となるWJC。
最後に行われた2019年の台湾大会で都筑有夢路が日本人として初優勝を果たしている。
参加選手は20歳以下。
WSLが定めたオセアニア、アフリカ、ハワイ・タヒチ、ヨーロッパ、アジア、北米、南米と7つのリージョナルから選ばれた2名の選手とWSLツアー&コンペティション・チームによって選ばれた10人のワイルドカードから構成。
つまり、世界中から次世代のCT候補が集結するビッグイベントだ。
日本代表はアジアリージョナルのランキングから岩見天獅、松岡亜音、都築虹帆。
脇田紗良がWSLのワールドカードで選出されている。
田中樹がコーチを務める。
ちなみに今年のメインスポンサー「SAMBAZON」はカリフォルニア州サンクレメンテに本拠を置くアサイベースの食品会社。
全米売り上げ一位と言われている。
岩見天獅の初戦の相手はハワイアン二人
メンズでは唯一の日本代表となる岩見天獅はH2に登場。
対戦相手はハワイアンのブロディ・セールとジャクソン・バンチ。
日本時間1月8日時点のファン投票ではブロディが69%で圧倒的に支持されている。
なお、北米リージョナルながら、両親が日本人のタロウ・ワタナベはH3に登場。
同じアメリカのジェット・シリング、南アフリカ代表のタイド・リー・アイルランドと対戦する。
イーライ・ハンネマン(HAW)、カウリ・ヴァースト(FRA)、ルーク・トンプソン(RSA)などの強豪はそれぞれ違うヒート組になっている。
ウィメンズは3名出場
ウィメンズのトップバッターはH3の都築虹帆。
アメリカの強豪、アリッサ・スペンサー、ハワイのプアマカマエ・デソトとのカード。
松岡亜音はH5でオーストラリアのザーレ・ケリー、ペルーのソル・アギーレと対戦する。
ソルは2022年のCTブラジル戦に出場している。
脇田紗良は最終ヒートのH8でポルトガルのフランシスカ・ヴェセルコ、アメリカのエラ・マカフレイと戦うが、日本時間1月8日時点のファン投票で日本人として唯一ダントツに支持されている。
WSLからも注目されており、開催直前のニュースには「COVIDの影響でワールドジュニアの2年間を棒に振ってしまったので、このチャンスを与えてくれたことに凄い感謝しています。ジュニアのタイトルを狙えるということには、とても大きな意味があります。ワールドジュニアは、世界中で最も楽しく、最もエキサイティングな大会の1つだと感じています」とインタビューが掲載されている。
なお、ウィメンズも強豪揃い。
ジョシュ・カーの娘、シエラ・カー(AUS)、ルアーナ・シルヴァ(HAW)、キラ・ピンカートン(USA)、エリン・ブルックス(CAN)、ダニエル・ローザ(PER)などが出場する。
『SAMBAZON World Junior Championships』のファーストコールは日本時間1月10日の0時30分。
WSLの公式サイト、公式YouTubeチャンネル、公式アプリでライブ中継が配信される予定。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)