怪我人続出で結果発表が遅れた2023年の『Da Hui Backdoor Shootout』
カーラ・グレースの回復を待って1月21日に表彰式が行われた。
今年の『Da Hui Backdoor Shootout』はウェイティングピリオドの終了間際に入った西北西ウネリと理想的な風が最高の舞台を用意してくれ、セカンドリーフから割れるリアルなパイプラインで争われた。
YouTubeで配信されたライブ中継のMC席にはローカルレジェンドのカイノア・マギーがどっしりと構えて的確な解説を行っていた。
日本チームは堀口真平、脇田泰地、佐藤魁、鈴木仁、松永大輝、原田祥吾。
佐藤魁は怪我で欠場、代わりに松永健新が青いヘルメットを着用してチャージを繰り返し、脇田泰地が4位に入る活躍を見せた。
また、海、湖、河川のプラスチックごみ汚染から守る環境保護団体「ANewEarthProject:」のケリー・スレーター、カリッサ・ムーア、カイ・レニー、コア・スミス、マタヒ・ドローレというドリームチームも参加。
CTのパイプではディフェンディングチャンピオンでもあるケリーが超人ぶりを発揮してイベントを盛り上げていた。
優勝はフロントサイドで最も大きくディープなバレルを抜けたベンジ・ブランド。
2位はイヴァン・フローレンス、3位はカーラ・グレース。
ベストウェーブはコア・ロスマン。
ベンジを始め、クレイ・マルゾ、セス・モニーツ、メイソン・ホー、ジョシュア・モニーツが組んだチームスナップ5がチーム優勝となった。
(空海)