南アフリカ・ジェフリーズベイ(Jベイ)で開催された2018年のCT第6戦『Corona Open J-Bay』
ウェイティングピリオド初日から、ストレートで4日目となる現時時間7月5日にファイナル。昨年に引き続きブラジルのフィリッペ・トレドが2年連続優勝を決めた。
開始直前にはパーコことジョエル・パーキンソンが引退表明、五十嵐カノアが9.67ptのシングルハイエストスコアを決めてベスト4入り、連日サメが出現など、話題も多かった今回。
THE SURF NEWS取材班による現地の様子をフォトレポートでお届け。
Jベイへの玄関口、ポートエリザベス空港
試合会場のジェフリーズベイ、通称Jベイ
最長約800mも続くと言われているJベイの波は、1960年代初期にロングボーダーたちによって発見された。正式名称はJefferey’s Bay(ジェフリーズベイ)。今大会のメインスポンサーは、去年から2年連続Coronaが務めている。
ノンストップでフィニッシュした『Corona Open J-Bay』
予想外に波が来て、ドタバタと撮影スタートしたウェイティングピリオド初日。その後も比較的よいコンディションが続き、ストレートで4日目がファイナルデーとなった。
Jベイ戦開幕直前に、今シーズン限りでの引退を表明していたパーコことジョエル・パーキンソンは、惜しくもラウンド4で敗退。ラウンド4であたったジョーディはパーコをリスペクトしていて、パーコもジョーディに色々とアドバイスをしているらしい。
この大会でエンジンが掛かったかのように、巧みな波選びとライディングをみせ、セミファイナルまで進んだ五十嵐カノア。ラウンド4で叩き出した9.67ptは、この大会のハイエストシングルスコアになった。
ファイナルでは、ルーキーのウェイドをブラジルのフィリッペが制し、フィリッペはジュリアンからイエロージャージを奪った。
サメの出現が絶えないJベイ
もともと周囲にサメが多く生息しているJベイ。今大会期間中も連日サメが出現し、度々試合が中断された。
日本時間7月6日から、ウィメンズCT初となるJベイ戦が開始。THE SURF NEWSでも、引き続き現地レポートをお届けします。
(THE SURF NEWS編集部)
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