現地時間5月7日、国を挙げてサーフシティを掲げているエルサルバドルでの4回目のISAイベント、『ISA World Longboard Championship』の開幕式が会場となるエル・スンザルで行われた。
大会史上最高となる33カ国から118名のアスリートが集まり、翌日からスタートするコンテストを盛大に祝った。
4カ国が初参加
フランスで開催された2019年以来、4年ぶりとなる今年のWLCにはアメリカ領サモア、グアム、イラン、モロッコが初参加。
開幕式では15周年を迎えたエルサルバドル国立ダンスカンパニーが選手たちを歓迎するために美しい文化的パフォーマンスを披露。
エルサルバドル観光大臣モレナ・バルデス氏、エルサルバドル国立オリンピック委員会会長アルマンド・ブルニ氏、エルサルバドル国立スポーツ研究所所長レネ・マルティネス氏、ISA事務局長ロバート・ファスロ氏などの要人も出席していた。
モレナ・バルデス氏は、「サーフシティ、エルサルバドルへようこそ!ブケレ大統領の支援のおかげで、今やサーフィンがエルサルバドルで一番のスポーツであることを示しました。この世界選手権開催と過去のISAイベントの成功により、すべてのコミュニティにとって、いかに重要であったかを知ることができました。この場所に最高の波があることを世界に示すため、2019年にエルサルバドルを信頼してくれたボブ・レヴィ氏、ISAのフェルナンド氏、そしてISAに感謝します」と声明を残している。
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏のメッセージ
ロングボードは19世紀に遡る最も古いサーフィンの種目の一つであり、今でも非常に活気に満ちています。
この1週間で行われる競技者がそれを皆に証明してくれるでしょう。
ISAは東京オリンピックの成功や、2024年のパリオリンピックでも行われるサーフィンを受け、2028年のロスオリンピックにロングボードを採用するように国際オリンピック委員会に要請しています。
今、サーファーにとって素晴らしい時代です。
サーファーであることは、海の大使となり、環境を守るための良き指導者となり、取り巻くすべてのものを大切にするということだと思います。
ナジブ・ブケレ大統領、モレナ・バルデス大臣、エルサルバドル政府、スタッフ、エルサルバドル国民。
みなさん、私たちを受け入れてくれてありがとうございます。
エルサルバドルはサーファーにとって素晴らしい場所であり、環境保護や持続可能性の面で多くの他の国にとって見本となるような役割を果たしています。
スケジュール
コンテスト初日の5月8日は朝8時に開始予定。
日本時間同日の23時です。
北村健一はH3、浜瀬海はH14。
吉川広夏はH3、北村亜希子はH14。
6日間に渡る長い戦いが幕を開ける。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(THE SURF NEWS編集部)