4月からサーフシーズンの乾季に入ったと言う事で、今年はインドネシア行きを考えるサーファーも増える事でしょう。
コロナによる制限が大幅に緩和されたので、コロナ前に近い感覚で海外に行くことが可能になりましたので。
ただし、以前のPCR検査の陰性証明書ほど大がかりではないものの、多少なりともの制限は残っています。
そのため、今回はインドネシアを例に入国の際の事前準備に関する情報をシェアします。
まずインドネシア入国のために求められる事は以下となります。
*新型コロナワクチン接種証明書
*インドネシア政府指定アプリのダウンロード
*ビザ
*電子税関申告
新型コロナワクチン接種証明書
インドネシア入国には原則として2回以上ワクチン接種していることを確認できる証明書が求められます。
ワクチン接種証明書は書面とデジタルのどちらでもよくて、マイナンバーカードを取得している方はスマホアプリのデジタル版が圧倒的に使い勝手が良いです。
ちなみに、健康上の理由によってワクチン接種できない方は、英文での診断書があればインドネシアへ入国可能だそうです。
インドネシア政府指定アプリのダウンロード
以前は「PeduliLindungi」と言う名前のアプリでしたが、現在は「SATUSEHAT」というアプリのダウンロードが求められます。
上記アプリはコロナ関連のアプリで、私が使った事のある以前のアプリではワクチン接種証明書と紐付けて使うものでした。
ただし、海外で接種したワクチンは紐付けられなかったりとアプリとして機能しなかったので、ダウンロードしたものの一切使う事はありませんでした。
ちなみに、在インドネシア日本国大使館のサイトにも「実態として利用されていない状態です」と記されています。
ビザ
コロナ前であれば観光目的で30日以内の滞在であればビザは必要なかったのですが、現在はビザの取得が必要。
ただ、観光客であればVOA(到着ビザ)取得が一般的で、事前準備は必要なくインドネシア入国先となる空港で50万ルピア(約4,500円)を払って取得するのみです。
どうしても事前に取得したいならば、電子版となるe-VOAをオンラインで取得することも可能。
電子税関申告
コロナとは関係ない税関申告ですが、こちらは今まで飛行機内で紙で配られていたものが、電子版での申告に変更となりました。
日本帰国時の税関申告も電子版となったので、世界的な流れなのでしょう。
インドネシア入国の際の電子版での税関申告は、インドネシア到着日の2日前から可能になります。
サイトで申告を完了すると、二次元バーコードが表示されるのでスクリーンショットを取り、インドネシア入国時に提示することになります。
まとめ
色々と書き連ねましたが、ワクチン接種証明書が最大のハードルであり、同証明書さえあれば問題ないという現状となっています。
ここ最近は、昨年末辺りにピークに達していた燃油サーチャージも落ち着いて来たので、エアチケット代も下がってきています。
コロナになってから海外トリップに出ていない方は、今夏辺り狙ってみてはいかがでしょうか。
(World Surf Movies)
※本コーナーでは、波情報BCM内で公開されているコラムの一部を公開しています。