現地時間5月12日、エルサルバドルの長いライトのポイントブレイク、エル・スンザルで開催中の『ISA World Longboard Championship』は5日目を迎え、メンズ、ウィメンズ共にR4と敗者復活戦のリパチャージ、R6まで進行。
残るは明日のファイナルデイのみとなった。
日本が団体4位に浮上
前日の時点でブラジル、フランス、ペルー、アメリカ、フィリピンが国別で同率1位だったが、多くの選手がリパチャージに回ったこの日は順位に変動があり、ブラジル、フランスが同率1位で、3位はペルー、4位は日本、5位フィリピン、6位アメリカ。
日本は吉川広夏、浜瀬海の2名がリパチャージR7まで進んだため、前日の9位から5つもランクを上げている。
次のリパチャージR7では吉川広夏がブラジル、アメリカ、サモア。
浜瀬海がブラジル、ペルー、ポルトガルの選手と戦う。
特に浜瀬海はロドリゴ・スファイアー、ブノア’ピッコロ’クレメンテと強豪に挟まれるため、まさに正念場と言えるだろう。
このラウンドを勝ち上がるとリパチャージR8。次がグランドファイナルになる。
ここまでの二人の戦いぶりを見るとメダル獲得も十分にありえるだろう。
ブラジル、フランスは4名全員が残る
前日まで入っていた大きなウネリがピークを過ぎた大会5日目。
メインラウンド、リパチャージを合わせると16名の選手が残っているが、ブラジル、フランスは4名全員が勝ち進んでいる。
ウィメンズではブラジル代表でメインラウンドを進んでいるクロエ・カルモンが残り2分で7.00を出して逆転に成功。クロエは2つのメダル保持者だが、今回はまだ手にしていない金メダルを狙っている。
「どのイベントでも優勝を目標に挑んでいる。そのために一生懸命トレーニングをしているの。1週間、沢山のラウンドを戦ったわ」
メンズサイドでもメインラウンドが見ごたえあり、フランスのエドゥアルド・デルペーロが3日連続で9ポイントを出して圧勝。また、シングルフィンとは思えないパワフルなターンとスタイリッシュなノーズライドで一際目立っているブラジルのカルロス・バイーアは8.10を含むトータル15.93でエドゥアルドと共に次に進んだ。
スケジュール
コンテスト6日目の5月13日は大会最終日となり、朝8時に開始予定。
日本時間同日の23時。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(THE SURF NEWS編集部)