全5戦で争われる2023年JPSAロングボードシリーズの第2戦『さわかみ 千倉プロ』が千葉南の千倉で開催され、5月13日に終了!
期間中は良い時間帯もあったものの、基本的にはスモール、ダンパー、オンショアと難しいコンディションでの勝負になった。
また、同時開催のプロトライアルでは高貫佑麻、太田将希、本宮世雅がメインラウンドで条件をクリアして合格。
特に高貫佑麻は独特のスタイルでファイナル進出まであと一歩となる5位の活躍を見せた。
なお、種子島での開幕戦を制した浜瀬海、吉川広夏はエルサルバドルの『ISA World Longboard Championship』に参加。
田岡なつみはブラジル開催の『Duct Tape Invitational』に参加するために今大会はスキップ。
井上鷹、井上楓、井上桜も不在となった。
秋本祥平が5年ぶりの優勝
男子は秋本祥坪、森大騎、武川慎、堀井哲がファイナルに残り、秋本祥坪、森大騎が同じポジションで波を待ち、トップを争った。
一本目は森大騎がスコアを出してリードしたが、落ち着いて切れたライトの波を待った秋本祥坪がトータル13.56で2018年のバリ戦以来の優勝を決めた。
種子島での開幕戦で3位に入っていた秋本祥坪は2000ポイントを重ね、ランキングトップに立つ。
種子島で2位だった塚本将也はR2で早期敗退。4位だった小熊海ノ介もR4で敗れたため、秋本祥坪は大きなアドバンテージを得た。
大村結衣がJPSA初優勝
女子のファイナリストは大村結衣、小髙恵子、古家伸子、菅谷裕美。
大村結衣、菅谷裕美は種子島での開幕戦をスキップしたため、2023年の初戦となる。
ファイナルはR1から全てトップ通過と好調だった大村結衣が難しいセクションを見極め、バックサイドでノーズライドを決め、8.00を含むトータル14.83で圧勝。
JPSA初優勝を決め、二人の息子と表彰台に上がった。
大村結衣はハワイ在住でサーフィンは週一だと話していた。
次の第3戦はタイでの開催が決まっているが、日程や場所などは調整中。
ショートボードの第2戦『新島プロ』は5月29日〜6月1日(予備日2日)に新島で開催される。
JPSAロングボード第2戦
『さわかみ 千倉プロ』結果
1位 秋本祥平
2位 森大騎
3位 武川慎
4位 堀井哲
女子
1位 大村結衣
2位 小髙恵子
3位 古家伸子
4位 菅谷裕美
JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
(空海)