2023年JPBAツアー第1戦「SURF TOWN FESTA 2023 ISUMI PRO」が2023年5月20日、21日に千葉県いすみ市三軒屋海岸(夷隅ポイント)で開催された。
本大会は、今回で第19回目となる千葉県いすみ市のサーフタウンフェスタ2023イベント内で、太東海岸との同時開催となる。
今年は、コロナ禍以前のように会場にはブースが立ち並び、多くのギャラリーも来場し、盛り上がりを見せたイベントとなった。
5月20日、DAY1の天候は曇り時々雨、北東のサイドオンショアとなり寒い一日となったが、波のコンディションはカタ〜アタマサイズと最高のコンディションの中で2023年のツアー戦が開幕。
この日、35歳以上のアマチュアツアーとなるシニアMENS、シニアWOMENSの2つのクラスがFINALまで終了し、シニアMENSでは、塚田健太がダイナミックなエルロロで初優勝。シニアWOMENSは、松原玲子が終盤にレギュラーのエルロロで逆転優勝。2023年ツアー最初の優勝者2名が決定した。
5月21日のDAY2は、前日に続いて波もムネ〜カタサイズのGOODコンディション。ヒートは午前6時15分にスタートし、WOMENSクラスのセカンドシード選手が登場。
昨年のTOP16選手だけあってスピードとエルロロの高さは迫力満点、ギャラリーからも多くの歓声が響いた。
そして18歳以下のアマチュアツアーのジュニアクラスでは、瀬田七海が9.0ptを叩き出し初優勝!
DKクラスでは、DK王者の山田幸久が安定したライディングで昨年から続いている大会の連勝を5つに延ばした。
WOMENSクラスでは、満潮に近く波数が減った中で、先日ブラジルで開催されたIBCワールドツアーで準優勝の山下海果が高さのあるエルロロでトータル13.35ptとし、4年ぶりの優勝を勝ち取った。
MENSクラスは昨年のツアー全戦優勝の近藤義忠と粂総一郎とのデッドヒート。終盤に近藤が深いターンからのエルロロで7.25ptで1位になるも、その後の波で粂がレギュラー方向にARSを決めると7.5ptで大逆転。このままヒートも終了し、WOMENSの山下に続き4年ぶりの優勝を飾った。
全てのヒート消化後には、選手、ギャラリーの皆さんの協力によりビーチクリーンを行い、海岸を綺麗にして終了。
来年は、サーフタウンフェスタも第20回の特別なイベントとなり、JPBAもパワーUPして開催される予定。次戦のツアー第2戦は、9月に愛知県田原市で開催する。
2023年JPBAツアー第1戦「SURF TOWN FESTA 2023 ISUMI PRO」結果
大会特設サイト
https://www.surfontap.com/2023/05/surf-town-festa-2023-isumi-pro/
MENSクラス
優勝 粂 総一郎(公認プロ)
2位 近藤 義忠(公認プロ)
3位 加藤 優来(公認プロ)
4位 蛭間 拓斗(公認プロ)
いすみ市長賞 粂 総一郎
WOMENSクラス
優勝 山下 海果(公認プロ)
2位 西村 優花(公認プロ)
3位 相田 桃(公認プロ)
4位 井上 美彌(公認プロ)
いすみ市長賞 山下 海果
DKクラス
優勝 山田 幸久(公認プロ)
2位 八木 章雅(アマ)
3位 奈喜良 薫(公認プロ)
4位 高橋 仁(アマ)
JUNIORクラス
優勝 瀬田 七海(アマ)
2位 市川 愛凛(アマ)
3位 宇井 愛花(アマ)
4位 三浦 菜(アマ)
シニアマスターMENSクラス
優勝 塚田 健太(アマ)
2位 村上 栄治(アマ)
3位 渡邊 大輔(アマ)
4位 高部 英美(アマ)
シニアマスターWOMENSクラス
優勝 松原 玲子(アマ)
2位 今泉 智子(アマ)
3位 中山 響子(アマ)
4位 安井 美紀(アマ)
素材提供:日本プロボディボード連盟(JPBA)