Image: ABC News(YouTube)

インドネシアでサーファーが遭難事故、未だ1名が行方不明…

日本がお盆中に飛び込んできたインドネシアでの遭難事故。

友人の30歳のバースデートリップがまさか悲惨な顛末になるとは想像もしなかっただろう。

遭難事故に遭ったのはオーストラリアからやってきた男3名、女1名のサーファー。
そして、インドネシア人のクルー、3名。

そもそも航海には危険な天候だったようで、二アス島から約50km離れたピナン島へ小型のスピードボートで向かう最中、コースを外れ、サラン・アル島近くで消息を絶ってしまった…。

インドネシア政府とオーストラリア政府による捜索活動の末、2日後に救助されたが、インドネシア人のクルー1名のみは未だ行方不明とのことだ。

遭難から救助まで

(発見された時の映像)
Image: ABC News(YouTube)

ABCニュースによると、7名が乗った船は13日の夕方に高波によって転覆。

乗っていたオージー4名はサーフボードを利用して漂流し、約36時間後の15日朝に最初に唯一の女性が救助され、すぐに残りの男性2名も発見された。

もう1名の男性は女性のパートナーで、彼はプランバ島に助けを求めるためにグループを離れてパドルしていることが伝えられ、捜索が開始された。
その後、インドネシア人のクルーの3名の内、2名の生存が確認された。

この時点で女性のパートナーの捜索はまだ続いていたが、二アス島の漁師に助けられ、目的地のピナン島のサーフキャンプにいることが確認された。

残念ながらインドネシア人のクルー、1名は未だ行方不明。
比較的穏やかな天候時に複数のボート、飛行機、ドローンで捜索活動をしたが、発見はできないそうだ…。

彼らが36時間余りも漂流して生き延びることができたのは、サーフボードがあったからこそだろう。
スマトラ沖の島々はその素晴らしい自然と波でコアなサーファーに人気だが、海は時に危険であることを改めて感じさせたニュースだった。

(空海)

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