静岡県御前崎市にて、WSL QS1,000イベント「OMAEZAKI PRO 2023」が本日よりついに開幕。
昨年、御前崎市で初のサーフィン国際大会としてスタートした本大会。昨年は男女ジュニアと女子QS1000の開催となったが、今年は男女QS1000イベントにグレードアップしての開催となった。
大会1日目は男子のみの進行で、ラウンドオブ72の4ヒート、続くラウンドオブ64の16ヒートを消化。早くもベスト32名の選手が出揃った。
会場である御前崎の天候は、曇りから時折りスコールのような大雨に見舞われたが、午後にかけて徐々に回復傾向。
波のサイズはハラ~ムネ、朝から南寄りの風が強く、まとまりないオンショアコンディションながら、待てばカタ近いセットが入る時間帯もあり、グーフィー方向を中心にショルダーのある波でスコアが伸びていた印象だ。
今大会は、ラウンドオブ64からトップシード選手が入っており、第1ヒートには先日千葉一宮で行われたQS3000イベントで優勝した大原洋人が登場。
ここは危なげなく、バックハンドの7.25ptを含むトータル12.25をマークしてラウンドアップ。2位にはバイロンベイ出身のトウマ・キャメロンが入り、ともにラウンドオブ32へ駒を進めた。
ヒート5には、同じく千葉一宮のプロジュニアで優勝の矢作紋乃丞が、ヒート終了間際に逆転1位でラウンドアップを果たす。
続くヒート6には、地元期待の三輪紘也が登場。前半ほとんど波に乗れない状態で後半へ折り返すものの、3本のみのライディングで1位通過。
「JPSAの新島では残り1分まで乗れずに、その後にエクセレントが出たライディングもありました。今回は残り3分あったので、落ち着いて待っていられました。」とインタビューで語っていた通り、落ち着いた波選びで明日につなげた。
ヒート10、ハードなトレーニングで怪我をしていたという松永大輝は、前半からリズム良く波を掴み、後半にフロントサイドのマニューバーで7.50ptをスコア。本日のヒートハイエストおよびシングルハイエストをマークして、ラウンドアップを果たした。
大会2日目となる明日は、am8:00にファーストコール、競技スタートはam8:30予定で、男女ともにスタンバイ。
ライブ配信およびヒート表は、オフィシャルサイトをチェック。
「OMAEZAKI PRO 2023」公式サイト
http://www.omaezakipro.com/
(THE SURF NEWS編集部)