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インドネシアへサーフトリップするなら乾季と雨季どっちが良いか!?

世界トップのサーフカントリーであるため、サーフシーズンになるとトッププロの多くが訪れることになるインドネシア。

欧米サーファーなんかはインドネシアへのアクセスは経由便での長距離移動となるので、直行便アクセス可能な日本人サーファーはアクセスの面において非常に恵まれていると言えます。

そんなインドネシアは赤道直下の国と言う事で、季節はシンプルに乾季と雨季に分かれます。

そして気になるのは、乾季と雨季のどちらのシーズンにインドネシアのサーフトリップを計画すれば良いのかと言う点。

そこでここからは乾季と雨季のそれぞれの特徴についてお届けしていきます。

インドネシアの乾季

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おおよそ4~10月までが乾季に分けられ、この時期がインドネシアのサーフシーズンと呼ばれています。

理由としては、インドネシアにヒットするスウェルは南半球で発生し、乾季の時期が低気圧が発達しやすい南半球のウインターシーズンに当たるためです。

そして南半球が真冬となる7~8月は日本の真冬も爆弾低気圧が発生するよう、特にビッグスウェルが発生しやすい事からピークシーズンと呼ばれます。

基本的にサーフシーズンを決める要素としてビッグスウェルが発生しやすい点に加え、季節風の向きも重視されます。

インドネシアの乾季の季節風は南東から吹くので、日中であっても西向き沿岸のサーフスポットは理論的にオフショアとなるので1日中使えます(必ずしも該当するわけではないのですが)。

その典型と言えるのがウルワツやパダンパダンの位置するバリ島ブキット半島西部で、この辺りはスウェルが入ってくる向き的にレフトハンダーばかりとなります。

バリ島ブキット半島以外でも、同じような理由によってレフトハンダーが多い事から、インドネシアは「Land of Left」と呼ばれたりするほどグーフィーフッター天国。

インドネシアの雨季

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おおよそ11~3月がインドネシアの雨季となり、乾季ほどビッグスウェルが発生しにくい時期である事からショルダーシーズンやオフシーズンと呼ばれています。

季節風は乾季とは真逆となる北西からとなり、日中もオフショアとなるのは東向き沿岸。

季節風に関しては、乾季は午前9時頃まで無風である事も多々ありますが、雨季に関しては早朝から季節風が吹いている印象が強いです。

雨季は西向き沿岸から東向き沿岸へと舞台が移る事から、スウェルの向きとしてライトの方が増えるのでレギュラーフッターに最適。

ちなみに、ビッグスウェルが乾季より発生しにくいのは事実ですが、季節外れという事があるようにビッグスウェルが絶対に入らないというわけではありません。

また、現地などではスモールコンディションと呼ばれていても、セットで頭サイズくらいある事も珍しくないので、一般サーファーには十分なファンサーフが期待できる事でしょう。

まとめ

訪れる時期によって波のコンディションは大きく異なるインドネシア。

ビッグウェイブを求めるサーファーであれば、間違いなくピークシーズンの7~8月が最適でしょう。

一般サーファーであれば、日本が真冬で寒さが厳しい正月休みなどに訪れるのも最高だと思います。

個人的な最近のお勧めと思っている時期は9~10月のレイトシーズンで、スウェルがありつつもピークシーズンと夏休みが終わり多少なりとも混雑が緩和される可能性があるため。

サーファーのレベルに合わせて訪問時期を選べる点も、サーフトリップ先としてのインドネシアの素晴らしい点と言えるのではないでしょうか。

(World Surf Movies)

※本コーナーでは、波情報BCM内で公開されているコラムの一部を掲載しています。

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