10月12日より開幕する「TOKUNOSHIMA TOWN PRO JUNIOR」。
本イベントは、WSLが開催するジュニアツアーのアジア・リージョナル最終戦。2023年は全4戦のうち、ベストリザルト2戦の合計でランキングを決定。男女トップの各2名がアジアの代表選手としてWJC(ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ)に出場が可能。
WJC優勝者は翌年のCS出場権を得ることもできるため、将来のCT入りを目指すジュニア選手にとって重要な一戦となる。
WSLジュニアツアー(アジア)現在のランキング
第3戦までを終えた状況を見ると、現在ランキングは以下の通り。
既に2戦優勝で1,000ptを獲得している矢作紋乃丞、中塩佳那はアジア代表に内定。残り男女各1名は、最終戦「TOKUNOSHIMA TOWN PRO JUNIOR」の結果により決定となる。
男子の2位以下には、I Made Ariyana、岩見天獅、Westen Hirst、Bronson Meydi、長沢侑磨、金沢太規と続いており、それぞれ出場選手らの状況にもよるが、今大会での優勝または好成績によって順位はまだまだ入れ替わる状態(3位の岩見天獅はポルトガルCS出場のため今大会は欠場)。
女子は、2位の川瀬心那が1,650ptでリードするものの、数字上はまだ第4位の選手まで逆転は可能。しかし同率4位の松岡亜音、都築虹帆は、ポルトガルのCS出場のため今大会は不参加。3位の馬庭彩が逆転を狙う格好となる。
出場選手
現時点の男子エントリー選手は、逆転を狙う長沢侑磨と金沢太規のほか、松原渚生、佐藤利希、岡野漣など実績ある選手が多数エントリー。さらに、JPSAやQSでも頭角を現している山本來夢、酒井仙太郎、小濃来波、御前崎のQSでも目立っていたトウマ・キャメロン(AUS)などの活躍にも注目したい。
また、女子ではランキング2位の川瀬心那、3位の馬庭彩、7位の池田美来、先日のJPSAでプロ公認を得た鈴木莉珠などがエントリー。年間ランク2位以内へ逆転可能な選手は限られるものの、上位であればalternate枠にも入るため、選手がさらに追加となる可能性もある。
現在はレイトエントリー受付期間中。リストにスカイ・ブラウンの名があるのも注目だ。
※あくまでエントリー情報のため、選手らの出場自体は未確定。
16歳以下の「キッズチャレンジ」もエントリー受付中
なお、公式サイトでは、同時開催される「TOKUNOSHIMA TOWN KIDS CHALLENGE」のエントリーも募集中。
16歳以下の男女を対象にした本大会は、将来を夢見るキッズ達が、世界で戦うプロジュニア選手と同じ舞台で戦うことができる貴重なチャンス。
エントリー受付は、10/10(火)まで。
ぜひ積極的にエントリーのうえ、この経験を将来へ活かしてほしい。
「TOKUNOSHIMA TOWN KIDS CHALLENGE」
会場:鹿児島県大島郡徳之島町(花徳浜)
日程:2023年10月13日(金)~14日(土)
クラス:カデット(男・女)
年齢:16歳以下 ※2023年10月14日の時点で16歳以下
定員:男子24人、女子16人
エントリー:https://dgent.jp/e.asp?no=2300645
WSLアジア・ジュニアツアー最終戦「TOKUNOSHIMA TOWN PRO JUNIOR」、および「TOKUNOSHIMA TOWN KIDS CHALLENGE」は、いよいよ10月12日より開幕。
世界自然遺産の海、徳之島町で開催される本大会の模様は、ライブ配信ならびに公式サイト内で発信される各情報をぜひチェックして欲しい。
公式サイト:http://www.tokunoshimatownpro.com/
(THE SURF NEWS編集部)