ポルトガルのエリセイラを舞台としたCS第5戦『EDP Vissla Pro Ericeira』が日本時間10月1日夕方から開幕する。
すでにCTシーズンを終えた五十嵐カノアも別荘があるポルトガルで昨年に引き続き出場。
ディフェンディングチャンピオンでカノアの親友でもあるレオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)も2連覇を狙ってエントリーしている。
大会直前に行われた記者会見にはCSランキングトップのサリー・フィッツギボンズ、コール・ハッシュマンドを始め、ポルトガルを代表する選手、テレッサ・ボンバロ、フレデリコ・モライスなどが参加。
すでにCTクオリファイが確定しているサンクレメンテのコールは、「クオリファイはずっと夢だったし、それがホームで叶ったことを嬉しく思うよ。コンテストが大好きだから、止まらずにシーズンを最高の形で終えるために頑張るさ。毎年ポルトガルに来ることを楽しみにしている。ツアーの中でもお気に入りの場所の一つなんだ。数ヶ月後、またこの場所に戻ることを楽しみにしているよ」とコメント。
4戦連続でQF以上をメイク。ファイナル2回と圧倒的なコンスタントさで2位のイザベラ・ニコルズに4000ポイントの大差のサリーは、ポルトガルでSFをメイクすればCTクオリファイが確定する。
「私は20年以上もポルトガルに来ている。その美しさはサーフィンコミュニティが成長し、パドルアウトする際に受ける歓迎に表れているわ。ポルトガルは本当に素晴らしい場所で、多くの魅力がある。だからこそ、大会に参加できることに興奮しており、まだ新世代の選手たちと競い合って、どれだけ進化したかを見るのが楽しみなの」とサリー。
ポルトガルのテレッサは、現在CS11位。
ウィメンズ5名という狭き門をクリアするには、自国で結果を残す必要がある。
フレデリコはシドニーで5位、南アフリカで2位に入り、現在クオリファイ圏内の5位。
CT返り咲きも現実的なポジションにいる。
10名の日本人選手が出場
五十嵐カノアを除くと大原洋人の58位、都築虹帆の20位が最高位の日本人選手は、今回10名の選手が出場する。
カノアを始め、岩見天獅、大原洋人、田中大貴、安室丈。
ウィメンズは脇田紗良、都築虹帆、松岡亜音、都筑有夢路、野中美波。
2023年のCSはポルトガル、ブラジルで全てのスケジュールを終了する。
開幕直前のダウンパトロールの放送は日本時間10月1日16時30分から始まる予定。
ライブ中継はWSL公式サイト、公式YouTube、公式アプリなどで配信される。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)