Photo: THE SURF NEWS

2024年日本のプロサーフィンが一新される!?JPSAが「S.LEAGUE」始動のプレゼンテーションを行う!

2023年2月に開催されたインタースタイルでロゴとトロフィーが発表され、詳細がベールに包まれていた「S.LEAGUE(エスリーグ)」構想のプレゼンテーションがJPSAのYouTubeチャンネルで公開された。

まずは運営の中心となるチェアマン、サブチェアマン、アンバサダー、公式ソングのアーティストが発表。
ツアーに関してはまだ調整中で、最新情報はS.LEAGUE公式InstagramなどのSNSで情報を発信する予定だ。

新しいプロリーグ

プレゼンテーションでは始めにJPSA理事長の細川哲夫氏が挨拶。
abemaのサーフィン中継で実況を担当しているDJケチャップ氏が司会進行を務めた。

「S.LEAGUE」は2024年から国内最高峰のプロツアーとして42年間続けてきたJPSAツアーから選手の活躍の場を更に広げていくための新しいプロリーグになり、個人戦の国内ツアーに加え、団体戦や国際大会なども連動する今までにない選手のモチベーションが上がるイベントの形が「S.LEAGUE」と説明した。

S.LEAGUE公式サイト
https://sleague.jp/

S.LEAGUE公式Instagram
https://www.instagram.com/s.leagueofficial/

チェアマンは大野修聖

画像出典元:S.LEAGUE

「S.LEAGUE」は世界のサーフシーンを実際に体験してきた選手たちをトップに添え、アジアの中でも新しい日本のプロサーフィンの形を作って欲しいという思いで、それにふさわしい方をチェアマン、サブチェアマンとして採用。

チェアマンは大野修聖。

サブチェアマンはショートボード担当が橋本恋、ロングボード担当が木下デイヴィッド。
ツアーマネージャーとして田中樹が採用された。

壇上ではチェアマンに就任した大野修聖が「S.LEAGUE」の未来を尋ねられ、以下のように答えた。

「沢山ありますが、大きく言うとアジアで良い波、日本はもちろん、インドネシア、フィリピン、色々なところでトップの選手が良い波でサーフィンするのを見てみたいし、選手としてもやりたいと思うので、大きなビジョンで言うとそこなんですけど、もちろんサーフィンの普及であったり、ジュニアの強化、サーフィン協会が一丸となって選手を応援できるようなツアー、S.LEAGUEにしてきたいと思っています。選手としてサーフィンが一本化してジュニア、もっと若いボーイズ、プロサーファー。そして、世界へ。その道が一本になって分かりやすくなると良いなとずっと思っていたので、その道をクリアにしていきたいのが一つ。もちろん、賞金もそうですし、イベント性として沢山の人がサーフィンの大会を見てくれるのもそうですし、やりたいことは一杯あります」

アンバサダーは佐藤三兄弟

画像出典元:S.LEAGUE

「S.LEAGUE」のアンバサダーはTikTok250万人、Instagram58.4万人のフォロワーを誇るシンクロダンスが魅力的なインフルエンサー、三つ子の佐藤三兄弟が選ばれた。

サーフィンと縁もゆかりもない佐藤三兄弟だが、大野修聖はサーフィンを知らない若い人達にサーフィンの認知度を上げてサーフィン人口を増やすために彼らをアンバサダーにお願いしたと話していた。

@ahy_triplets 🔥🔥🔥#佐藤三兄弟 #三つ子 #triplets #satotriplets #smoky ♬ original sound – Bada, ano ba tayo? – COLETTE 🥀

公式ソングはハジマルイオン

画像出典元:S.LEAGUE

「S.LEAGUE」の公式ソングはボーカロイドのプロデューサー鶴三(ツルゾウ)と歌い手ムイカによる音楽ユニット、「ハジマルイオン」が手がける。
公式ソングのリリースは来年になる。

ハジマルイオンはYouTubeやTikTokで夢に向かって挑戦している最強ドリーマーを応援する企画の一環で中学生プロになった松野杏莉とのコラボショート動画を公開。
今回は国内最高峰のプロリーグのスタートにふさわしいアグレッシブで躍動感のある楽曲を提供してくれるそうだ。

ハジマルイオン公式サイト
https://hajimaruion.jp/

(空海)

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