千葉北の海でもまだロンジョンのサーファーがいるほど今年の11月は暖かく、実際に11月の関東は歴代最高気温を更新した場所が多い。
東京都心では27.5℃と11月の過去最高気温の記録を100年ぶりに更新した。
冬の間もエルニーニョ現象が継続する可能性が高く、東日本の太平洋側では降水量が多くなる傾向となる見込み。
今週末に関しては冬型の気圧配置となり、今季一番の寒気が南下。
関東でも10℃を下回り、札幌では雪の予報も出ている。
関東は千葉・茨城の風をかわす場所狙い
今週末は西高東低の冬型の気圧配置となる一方、12日の日曜は低気圧が本州付近を通過する模様。
10日の金曜の時点でムネサイズある湘南は12日の日曜の朝にかけて北〜北東風が持続。
サイズダウン傾向となり、スモールコンディションが予想される。
千葉・茨城は10日の金曜の時点で最大頭サイズの高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリがある。
11日の土曜は北〜北西風、日中は北〜北東風が強まる見込み。
高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリに加え、風波が強まる可能性がある。特に風の影響を受けやすい茨城南部はハードになりそう。
風をかわす場所に関してはコンディションが整う可能性もある。
12日の日曜は北東風がやや強まる見込み。
風波を中心にサイズアップする可能性があり、千葉でもハードな場所が増えそう。
風の影響を軽減できる場所にサーファーが集中する傾向と予想される。
西日本はサイズダウン傾向
西日本は10日の金曜に南東ウネリが強まる可能性があるが、週末は前半をピークに北西風が強まる見込み。
風にウネリは抑えられてしまいサイズダウン傾向となることが予想される。
11日の土曜の朝の時点で少しでもできる波があれば早めに行動したい。
宮崎に関しては11日の土曜日に北東ウネリが強まる可能性がある。
北〜北西風、日中は北東風が入りやすくなる見込みなので、早めの行動が無難だろう。
12日の日曜は北西風が持続する見込み。
東ウネリにシフトしながらサイズダウンが予想される。
日本海は日曜日に回復の可能性あり
日本海は11日の土曜日に北よりの季節風が強まり、特に東北では大きくサイズアップしてクローズアウトする可能性がある。
12日の日曜も基本的には北よりの風が入りやすくなる見込みだが、前日と比べるとおさまり、回復する場所もありそう。
(THE SURF NEWS編集部)