世界一魅力的で世界一危険と言われているノースショアのパイプライン/バックドア。
過去に何人ものサーファーが亡くなり、大怪我を負ってきたこのポイントでまたしても心配なニュースが入ってきた。
2023年にポルトガルでCT初優勝を果たし、ランキング4位。2024年パリ五輪の代表にも内定しているブラジリアンのジョアオ・チアンカが12月3日の日曜日の午前にバックドアでフリーホールと呼ばれるヘビーなワイプアウト。
脳震盪で5分も水中に沈み、異変に気付いたサーファーやライブガードが救助に向かった。
ジョアオは幸いにも一命をとりとめたが、一時意識不明になったとのこと…。
事故当日の波は8-10ftレンジのリアルなパイプライン/バックドアで、『Vans Pipe Masters』直前ということもあり、ジョン・ジョン・フローレンスを始め、大セッションになっていた。
報告によればジョアオは岸に運ばれた時には呼吸をしていて、救助後にすぐに救急車で搬送されたそうだ。
(空海)