過去のCTイベントとは一線を画すフォーマットで開催されているパイプマスターズこと『Vans Pipe Masters』は現地時間12月10日に2日目を迎えた。
ゴージャスなバレル勝負となった初日とは変わり、エアーゲームとなったこの日。
R2(各選手3ラウンドを同じ4人のメンバーで行い、トップ3ウェーブがカウント。上位4名がファイナルに進む)でも、ジョン・ジョン、ネイザン、イヴァンのフローレンス三兄弟プラス、タヒチのアイメオ・チャルマクのヒートは注目の的となり、長男のジョン・ジョンがトータル57.00で初日のマイケル・フェブラリーが出した55.30を抜かしてトップに立った。
また、次男のネイザンが3位に浮上。三男のイヴァンは8位にランクダウンしている。
ウィメンズは初日に27.80と満点(3人のジャッジが10点を持ち、パーフェクトスコアは30点)に近いスコアを出しながら、トータルでは4位だったカリッサ・ムーアがトータル78.10と驚異的なスコアを出してトップに。
ディフェンディングチャンピオン、オーストラリアのモリー・ピックラムもR1よりスコアを伸ばし、トータル67.30で2位。
カナダのエリン・ブルックスが強烈なバックサイドを披露して3位に浮上している。
2日目終了時点のランキング
2日目の日本人選手
R2の3人の日本人選手。
初日に日本人で最高のスコア、トータル18.10を出していた伊東李安琉がこの日もトータル28.10で日本人男子最高位を維持。
R1で一本のみのライドとなった脇田泰地は14.20とスコアを伸ばしている。
前田マヒナも10.10と前日より高いトータルスコアだが、まだ本領発揮とはならず。
R3での挽回に期待したい。
『Vans Pipe Masters』公式サイト
https://pipemasters.vans.com/
(空海)