18歳以下、16歳以下のサーフィン世界一を決めるISAのジュニアイベント、WJSCの2024年の開催地と日程が決定。
5月3日〜12日に中米・エルサルバドルの「エル・スンサル」「ラ・ボカナ」で開催される。
今年は第20回目の記念すべき大会となる。
サーフシティを掲げるエルサルバドルでのWJSC開催は2022年以来、2度目。
パンデミック前の2019年以来、3年ぶりの開催となった2022年大会では池田美来がU16ガールズで銅メダルを獲得していた。
WJSCはCTの登竜門であると同時に東京五輪に出場した40名の内、33名が出場経験があり、その内の16名がメダルを獲得している。
東京五輪の銅メダリスト、オーストラリアのオーウェン・ライト、2023年のCTタイトルを獲得したキャロライン・マークスも含まれている。
過去のWJSCチャンピオンはフィリッペ・トレド(BRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、ステファニー・ギルモア(AUS)など。
また、2024年のパリ五輪に出場するタイラー・ライト(AUS)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、ジョーディ・スミス(RSA)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)もWJSCのタイトルを獲得している。
エルサルバドルは2019年に就任したブケレ大統領によって斬新な政策を打ち出しており、国を挙げてサーフィンを観光資源にしている。
国による支援と同時にその素晴らしい波が認められ、ISAだけではなく、WSLでも何度もイベントの舞台に使用されている。
日本からはまだ遠いイメージだが、世界的に見ると観光や投資の促進、国のイメージアップにサーフィンが大きく貢献しているのだ。
ISA会長 フェルナンド・アギーレ氏の声明
サーフシティ・エルサルバドルの信じられない波で世界最高のジュニアサーファーが戻ってくるのを本当に楽しみにしています。
ラ・ボカナとエル・スンサルという素晴らしいポイントブレイクは、過去数年間でサーフィンの歴史に多くの重要な瞬間をもたらしており、これからも続くでしょう。エルサルバドル政府のサーフィンへの支援、再びスポーツの未来のスターたちをホストすることで、国際的なサーフィンの発展において大きな影響を与えています。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(空海)