今週は南岸低気圧の影響などで関東平野部でもまとまった雪が降り、東京都心で9センチの積雪が観測された。
湘南では雪の後に波が良くなるという法則が崩れたが、千葉では大きくサイズアップしてウネリが落ち着いた水曜〜木曜にコンディションが整った場所もあった。
建国記念の日と振替休日を含む連休中は冬型の気圧配置となり、太平洋側は晴れ、日本海側は雪や雨が降る予報。
週明け、バレンタイン頃は暖かい南よりの風が入り、東京では20度近くまで気温が上がる予想になっている。
まだ不安定ながら季節は確実に進んでいる。
関東は千葉・茨城狙い
今週末は10日の土曜に低気圧が北日本を通過して夜までに前線を伴いながら三陸沖に抜ける模様。
関東では北よりの風、日中は南よりの風が入りやすくなる見込み。
湘南では大きなサイズ変化なく、スモールコンディションに加え、日中は風の影響も気になることが予想される。
千葉・茨城では北東ウネリが残り、風に合わせて行動すれば遊べるコンディションが期待できそう。
11日の建国記念の日は北西風、日中は東よりの風が入りやすくなる見込み。
湘南では引き続きのスモールコンディション。
千葉・茨城は北東ウネリが続きそうだが、風を考慮すると早めに行動したい。
12日の振替休日は北〜北西風が入りやすくなる見込み。
千葉・茨城は東〜北東ウネリに反応する可能性があり、特に千葉は遊べる場所が多くなりそう。
湘南はウネリの反応が鈍く、この日も期待はできない。
西日本は穏やかな連休
西日本は冬型の気圧配置に伴い、連休中は北西風が持続する見込み。
国府の浜などの東向きの場所は風にウネリが抑えられた形が続き、スモールコンディションが予想される。
宮崎に関しては北西風、12日の振替休日は北西風、日中は南東風が入りやすくなる見込み。
東ウネリは弱まる傾向となり、スモールコンディションが続くと予想される。
浮力があるボードを用意したい。
日本海はサイズアップする可能性があるが…
日本海は11日の建国記念の日に東北を中心に西〜北西風が強まり、サイズアップする可能性がある。
12日の振替休日は朝の内風がおさまる見込みだが、日中は再び西〜北西風が強まる見込みなので、影響が気になりそう。
基本的には風の影響を軽減できる場所中心のサーフィンが予想される。
(THE SURF NEWS編集部)