(今朝のベルズビーチ)PHOTO: © WSL/Aaron Hughes/World Surf League)

「ベルズDay1は夜7時過ぎまで長かった」 – F+

F+(エフプラス)

あんなに夜までやらなくてもねぇ。7時過ぎですよ。だいぶ暗い感じ。画面では明るいけどね。ライブで見てると波よく見えるけど、実際は朝からかなり退屈な感じ。
朝ウインキーポップの選手用駐車場から見た時には、おー、ラインナップしてるじゃん、というかんじだったけど、いざビーチに降りて撮影をはじめてみると、なんか思ってたのとちがう~、みたいな。なんだろ、午後は風がオンショアに変わってアウトなんだけど、オンショアになる前までもスウェルの向きなのか、潮が上げすぎなのか、なんかすごくトリッキーなコンディションだった。まぁ、例のヒートスタートと同時の絶叫系ヘルズベルズはカッコよかったけど。

(ケリー・スレーター)PHOTO: © WSL/Ed Sloane

ケリー。なんかしっかり仕事してたな、珍しく。勝ちに対する執着というか、勝とうと思って試合やってる感じというか、なんか真面目に一生懸命やってるじゃん、って感じ。ケリーのこの感じって久しぶりかな、と思ってたら、ハーフカットメイクできなかったら引退するって宣言したのね。アンジェラが教えてくれた。彼女、SNS追う人なんで(笑)。ま、最後ぐらい思いっきりやろうかってことですかね。いつもケリーはマーガあんまり合わないから、実質ここが最後ではないかと。サンセットとマーガレットリバーはケリーの鬼門と思う。

(ジョン・ジョン・フローレンス)PHOTO: © WSL/Ed Sloane

でもな、ぶっちゃけジョンジョンの6.67とケリーの6.10の間には大きな差があったと思うけど。私はジョンジョンのは8点、ケリー6点って思ったけどね。ま、ヒート通過は変わらないけど。
そのジョンジョン、ジャック・ロビンソン、イーサン・ユーイング、グリフィン・コラピント問題なし。

(ジョーディ・スミス)PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

ジョーディ・スミス、かなりいい感じだと思う。板が超あってる感じというか、無理してもついてくる感じというか、なんかジョーディのいいところを全面的に引き出せていると思う。基本ベルズはレールワークなので、レールコントロールがきちんとできている選手しか勝てない。このまま自信もってやれて、どこかで壊れなければ、ジョーディいいんじゃないかと思う。

(ガブリエル・メディーナの左奥には義父チャーリーの姿が)PHOTO: © WSL/Photo by Aaron Hughes

同じく異次元な感じだったのはガブ。今回は妹がトライアルに出ていたので、久しぶりにパパのチャーリーがいて、チームガブ、なんか昔みたいな雰囲気になってていい感じだった。

久しぶりに会ったのがエイドリアーノ・デ・スーザ。相変わらずフレンドリーで、なんか現役時代より筋肉落ちて小さくなったような感じがする。タイトル取ったころは、背はそんなに高くないけど、体の厚みがすごかったもんな。レオナルド・フィオラヴァンティのコーチで来てたけど、イタリアチームのコーチになったらしい。ブラジルベースで動いていて、ブラジルのサーフ業界もイタロの金メダルや自身含む数人のワールドチャンピオンの功績であちこちから注目されるようにはなったものの、それがなかなかお金に結びつかないといったところのようだ。
久しぶりと言えばパスをもらうブース前の列で、トム・キャロルに会った。トムも久しぶりだな。前はゴールドコーストで毎年のようにあってたんだけど、今CTないので行ってないし。だいぶルックス年取ったけど、いい人なのは相変わらずで元気でした。いろんなことを乗り越えての今なんでね、気楽に生きてほしいな。

メンズのほうは大きな番狂わせはなかったけど、女子のほうはイエローのモーリー・ピックラム、ケイトリン・シマーズがエリミネーションラウンドに回った。
明日は女子かなぁ。明日できればそのあと波がなくなって、来週の水曜、木曜あたりにもうワンスウェル来るらしいので、それ待つかと思う。

F+編集長つのだゆき

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