タヒチ、ガブちゃん優勝。あれをチョープーの波といわれても違和感はあるけど、こればっかりはしょうがないやね。
ま、これで前半終了なわけだけど、フィリッペぶっちぎりのリード、追うガブちゃん、という展開。ジュリアンちょっとまずい感じ。
勢いと安定感を考えると、今年はフィリッペなのかなぁ、と思う。ジョンジョンのいぬまにちゃっちゃと取っとけ、みたいな。プール、ヨーロッパ、パイプと後半のべニューを考えるとガブに有利な感じもするけど、あのタヒチのコンディションを考えると、ベクトルはフィリッペに向いてるのかなぁ、と感じてしまう。タヒチが本来のコンディションなら、フィリッペが3位というのは考えにくいわけだし、そこはカウントしない感じだったけど、運よくスモールコンディションでしっかりポイントゲット。これは大きいと思う。
タイトルを取るにはそういう運みたいなものも必要だし、それを味方につけたものが最終的には取るものなのだ。
まだタイトルレースを語るにはだいぶ早いわけだけど、どちらにしてもブラジリアンイヤーってことなんだろうか。どこかであと1勝すればガブも追いつくわけだし。
今、次号F+031の制作が佳境で、ちょっとバタバタしている。すでにゴールは見えているんだけどね。表紙のパーコちゃんがかっこよくて、ドキドキしてるところ(笑)
内容は盛りだくさん。今回はちょっと毛色を変えて、カリフォルニアのハンティントンビーチで行われるUSオープンからのバックステージ、そしてフィリッペがエアーを封印して、カービングとマニューバーで2年連続優勝を果たしたコロナJベイオープン。また、今年は女子のCTイベントもあり、こちらはステファニー・ギルモアの女王復活劇。
インタビューはジョンジョン・フローレンスの唯一無二のシェイパーとして、子供時代からジョンジョンを支えるパイゼル。これ面白いです。
もう1本インタビューで、南アフリカのマイケル・フェブルアリー。黒人初のCT選手、ツアーの中でも異色のルーキーの素顔をお届けします。
で、まだあります。世界のコーチングのお話。今やCT選手のほとんどが、何らかの形でコーチを受けていることを踏まえ、そのCTコーチたちにコーチには何が必要なのか、そして選手には、コーチの重要性などを語ってもらい、選手とコーチの関係、コーチングの重要性を探る試み。
なんかこう書くと詰め込みすぎたかなぁ……ちょっと取っとけばよかった、と後悔している編集長なのだよ。