9月6日〜9日に初のCT『Surf Ranch Pro』が控えたケリー・スレーターのウェイブプール「サーフランチ」
直近では大原洋人がワイルドカードを獲得したHURLEYライダーによるトライアルの舞台になったり、日本では千葉・木更津「サーフランチ東京」の建設計画が浮上したりと話題が耐えない。
そんなサーフランチはショートボード向きの波と思われがち。
開設当初にウィングナットが招待されて初のロングボードの映像が公開されたきり、例えばここでジョエル・チューダー主催の『Tudor Duct Tape Invitational』が開催されるなんて話は出てこないし、ケリーの交友関係にロングボーダーが少ないのか、それともロングボードにはこの波は向いていないのか、ロングボーダーには情報が少な過ぎる。
そんな中、2017年に誕生したモダン+クラシックのロングボードワールドツアー『Surf Relik』が参加選手によるサーフランチの動画を公開。
WSLの3xワールドチャンピオン、テイラー・ジェンセンはアグレッシブなモダンマニューバー。
カリフォルニアのスタイルマスター、ジャレット・メルは海と同じ個性的なスタイル。
紅一点のマリブローカル、ソレイユ・エリコは女性らしい優雅なラインを描く。
この動画を見ればロングボーダーでも木更津に「サーフランチ東京」が建設された時の想像が出来る。
2年後のその時を楽しみにしておこう。
なお、『Surf Relik』は2018年に2イベント開催。
6月24日〜25日にカリフォルニア・マリブで開催された初戦はモダンウィメンズでリンジー・ステインリード(USA)、モダンメンズはテイラー・ジェンセン(USA)、クラシックはチャド・マーシャル(USA)が優勝。
第2戦は9月9日〜19日のウェイティングピリオドを設けてローワー・トラッセルズで開催される。
(黒本人志)