長い方では9連休となる今年のお盆休み。
台風ラッシュの影響で波に恵まれている場所が多いが、後半は台風7号による被害が心配される。
8月16日午前10時50分発表の気象庁の予想によると台風7号は八丈島の東北東の海上を北上中で、関東に最も接近するのは16日金曜の夜になる予想。
17日土曜の朝には福島県沖に抜けて、その後は東へ遠ざかる模様。
現在海水温が高く、発達しながら通過するために特に関東では千葉、茨城の沿岸で十分な注意が必要だ。
関東は湘南から落ち着く傾向
16日金曜の朝の時点で強い東〜南東ウネリが入り、湘南、千葉、茨城の関東全域でクローズアウトしている場所が大半。
17日土曜はウネリのピークが過ぎる予想。
湘南は朝の内風が弱く、日中は南よりの風が入りやすくなる見込みなので、早めに行動したい。
千葉、茨城は前半をピークに西〜北西風が強まり、後半は南よりの風にシフトしながら、おさまる傾向となる見込み。
普段ウネリが入りにくい場所ならできる可能性はあるが、基本的にはクローズアウトやハードコンディションが続くと考えた方が良いだろう。
18日の日曜はウネリが弱まる傾向。
湘南は朝の内風が弱く、日中は南よりの風が入りやすくなる見込みなので、朝の時点でウネリが残っていたら、早めに行動したい。
千葉、茨城は東よりの風が入りやすくなる見込み。
落ち着いて海に入れる場所も多くなりそうだが、風の影響が気になることが予想される。
比較的風が弱そうな朝一狙いか、堤防などで風の影響を軽減できる場所を狙いたい。
西日本は土曜の朝狙い
西日本も16日金曜の朝の時点で強い東〜南東ウネリが入り、国府の浜などのウネリを拾いやすい場所はハードになっている。
17日土曜は落ち着く傾向となり、お昼頃までは北西風でコンディションが整う可能性もある。
18日の日曜はスモールコンディションになる可能性がある。
北西風、日中は南よりの風が入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動が良さそう。
宮崎に関しても16日金曜の朝の時点でハードだが、17日土曜は落ち着く傾向。
朝は風が弱く、コンディションが整う可能性もある。
18日の日曜はスモールコンディションになる可能性がある。
早い時間帯から東よりの風が吹き込み、影響が気になりそう。
日本海は土曜にサイズアップする可能性あり
日本海は16日金曜の朝の時点でスモールコンディションだが、17日土曜は北よりの風がやや強まり、サイズアップする可能性がある。
コンディション的には厳しい場所が大半になると予想されるものの、チェックはしておきたい。
18日の日曜は風が弱まり、サイズダウン傾向。
穏やかなコンディションが予想される。
(THE SURF NEWS編集部)