特に九州や日本海側に甚大な被害を与えた台風10号が去り、再び通常の夏が戻った今週。
週末は台風12号が日本の東を移動するが、勢力が弱く、7日の土曜には日本のはるか東で温帯低気圧に変わり遠ざかる予想なので、影響はほとんどなさそう。
また、日本の南海上にある熱帯低気圧が今後は台湾付近へ移動する模様。
その更に東にも台風の卵になりそうな低気圧の発生が予想されている。
関東は千葉がベストになりそう
今週末は北の低気圧から延びる前線が南下して停滞気味となる模様。
関東では前線の北側で北よりの風、南側で南よりの風が入りやすくなる見込み。
湘南は基本的に南よりの風が入りやすくなり、風波が少し強まる程度で基本的にはスモールコンディション。風の影響も気になってしまうことが予想される。
千葉も基本的に南よりの風が入りやすくなる見込み。
高気圧からの吹き出しによる南東ウネリが続き、風をかわす場所はまずまずのコンディションが期待できそう。
なお、6日の金曜の時点で台風12号のウネリらしい変化もあるが、週末はサイズダウンと予想される。
前線の境目となる茨城は北部で北東風、南部は南西風。
8日の日曜は南部でも北東風に変わる見込み。
千葉よりも南東ウネリの反応は鈍く、スモールコンディションが中心の週末と予想される。
浮力があるボードで風向きに合わせた行動が無難だろう。
西日本はスモールコンディション
西日本は週末を通して弱い南〜南東ウネリが続く程度。
朝は風が弱く、日中は南〜南東風が入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動が良さそう。
宮崎に関しては小ぶりなサイズながら、高気圧からの吹き出しによる南東ウネリが続くと予想される。
朝は風が弱く、日中は東よりの風が入りやすくなる見込みなので、早起きして海に向かいたい。
日本海は穏やかな週末
日本海は6日の金曜の時点で秋田が西よりの風波で比較的サイズがあるが、週末は風が弱まり、サイズダウンが予想される。
北陸、山陰は前線の影響で北よりの風が入りやすくなり、多少変化が出る可能性はあるものの、基本的にはスモールコンディションが続くと考えた方が良さそう。
(THE SURF NEWS編集部)