『Blue.』No.103 前進するサーフシティ湘南

湘南、波ないじゃん!

まぁ、そんな日も多い。人が多すぎるよ。おっしゃる通り。栄えてるのは 東京が近いからでしょう?
それも一理ある。でもさ、それでも湘南って今も昔もまったく変わらず、ポジティブな空気に包まれているエリアだと思う。

スタイルの基礎を築いてくれた偉大なるレジェンドたち、続々と輩出される茅ケ崎のプロサーファー、スタイルを継承する鵠沼のロガー文化。海と山に抱かれ個性豊かなクラシック・ウェーブを有する鎌倉エリア。
掘れども掘れども現れるユニークな人材やお店。取材を通じて、その奥深さに途方にくれた。

たしかに東京の存在は発展の大きな理由になってきたと思う。けれど近年は、東京志向以上に、東京から湘南へと移住する人たちが増えている。ただ、間違いないのは東京を問わず、県外から新たに仲間入りする人々の感性とエナジーが、いつの時代も湘南の大きな原動力になってきたということ。

世代を超えて受け継がれ、無数の個性がまじわりあって、前進し続けるサーフカルチャー、さらに大きく、ビーチカルチャー。海へ行けばサーファーではない人たちもたくさんいて、想い想いのときを過ごしている。
みんなのライフスタイルのなかに海があるから。

そうそう、取材中に何度も話題にあがった「湘南って、どこからどこまで?」については、あえて決めつけなくていいかな、というのがBlue.のサーファー的アンサー。

多くの人がだいたいで、感覚的に捉えていたから。みんな、けっこうゆるいんだ。

「堅苦しいこと抜きで、近くなんだし仲良くやろうぜ」って、そんなところがなんとも湘南らしくていいと思った。
というわけで、意外にもBlue.初の湘南特集、その圧倒的な層の厚さをご覧あれ。

【湘南特集内コンテンツ】
美しき湘南の風景 / 横山泰介の「湘南楽園」 / 湘南の波とエキスパートたち / スタイル のルーツ 大野薫の背中 / 人それぞれの湘南観 / 人間関係 / 行きたいお店 / 煌めく 才能たち / 藤沢裕之が愛した湘南 / マグロブランクスで遊ぼう / らしさあふれるイベン トへ / 松田詩野

Blue.103 Contents

・NAKI’S COLUMS
・ WHAT’S UP!
・ 前進するサーフシティ湘南
・ハワイに吹く新しいカルチャーの風
・大原洋人インタビュー
・ハイクオリティウェットスーツ
2024年秋冬
・Blue.セレクト
・LUDIUS 三浦翔平
・ショップオーナーたちの想い
・サーフなお家の実例集


雑誌名:Blue.
発売日:2024年9月10日
定価:1,375円(tax in)

= More Info =
Blue. Magazine 
http://www.blue-mag.com

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(THE SURF NEWS編集部)

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