F+(エフプラス)
まだ10月だけど、CTの2025年のツアースケジュールが正式に発表された。
昨年同様1月27日のパイプからスタート、アブダビ、ポルトガル、エルサルバドル、ベルズ、スナッパーロックス、マーガレットリバーまででハーフカット。その後6月のロウワー、ブラジル、Jベイ、タヒチでファイナルファイブ選出、ファイナルズはフィジーのクラウドブレイクとなっている。
う~ん、フィジーのファイナルズはちょっと特別感あっていいかもな。隔離感というかトップだけを集めて特別なロケーションでやるって、またワンランク価値アップ的な。誰もホームじゃないし。でもやっぱりそれで年間のワールドタイトル決めるってのには相変わらず反対だけど。
テニスのATPファイナルズみたいな、エンターテインメント性の高い豪華夢の競演でいいんじゃないかと思う。選手ヘリコプターで登場とか豪華客船でパーティとか(笑)。
年間のワールドタイトルは誰それだったけど、トップ5を集めたWSLファイナルズを征したのは誰それ、じゃダメなんですかね。
年間のワールドタイトルというのは、それがどこであっても、どういう形であっても、たった1日の何ヒートかで決めるものではないと思う。まぁ、もつれれば最終戦の最終ヒートで決まるものではあるけど、それはフルシーズンでの勝負の決着。今の形は決着ついたのにまた決着つける感じ。だったらタイトル勝負に関係ない派手なショーのほうがずっといい。総当たり戦で、ビジュアル的にもいろいろショーアップして、入場料取って……。
前半は久しぶりのオーストラリアレッグ3連戦終了後にハーフカット。ハーフカットまで7試合あるっていうのは大きな改善点かな、と思う。今年は5試合だった。5試合ってルーキーにとってはツアーにようやく慣れてきたころにカットされるという、かなりハードなものだと思う。初めての会場ばかりで試合ってルーキーもいるだろうし、5試合ハーフカットはとてもハードルが高かっただろう。
でもまぁ、7試合あればなんとかなりそうだし、それはルーキーばかりでなくほかの選手たちにとってもいいんじゃないかと思う。5試合でカットされちゃうって、小さな怪我でも命取りだと思う。ちょっと腰痛めて調子悪いとか、膝痛いとか、そういうことで1試合棒に振ると終わる、的な感じだもんな。
近年のコミットメント重視のサーフィンにはリスク、イコール怪我がつき物だ。ハーフカットまでに多く試合があるのはフェアだと思う。
しっかしなぁ、どこに行くにもチケットバカ高くて、円安とガソリン価格でチケット代大幅値上げ。今までの感覚ではどこにも行けない。ノースショアなんてビーチフロントじゃなくても一軒家借りるとタックスその他コミコミで2週間5-7000ドルとかになるわけで、それは1ドル150円の今となっては100万円の話で、ホント、今だったらツアー回れないな。安いときに回っといてよかった(笑)。