10月18日〜24日にエルサルバドルのエル・スンザルでWMSCこと『ISA World Masters Surfing Championship』が開催される。
今イベントは2007年〜2013年の間に6回開催されており、今回は11年ぶり7回目の開催。
WSGやWJSCのような華々しさはないが、アメリカ代表のトム・カレン、ハワイ代表の糟谷修自、ジェイソン・シバタなどが出場。
ライブ中継も配信される。
WMSC復活
2013年以来の開催となるWMSCは2007年から2013年の間に6回開催され、多くの偉大な選手がタイトルを獲得した。
その中には2度の金メダルを手に入れたレイン・ビーチリー(AUS)が2回、サニー・ガルシア(HAW)が含まれる。
エルサルバドルでの開催は2011年のプンタ・ロカ以来、2度目となる。
メダリストたちの復帰
トム・カレン(USA)はISAのオープン、ジュニア、マスターズの全ての部門で金メダルを獲得した唯一のサーファーで、今イベントに出場する。
2012年マスターズワールドチャンピオンのロシェル・バラード(HAW)、2013年カフナワールドチャンピオンのマイク・ラトロニック(HAW)、2010年マスターズワールドチャンピオンのヘザー・クラーク(RSA)、2010年カフナワールドチャンピオンのロッド・ボールドウィン(AUS)も再び競技に復帰し、表彰台を狙う。
過去最多の国の参加
WMSCには28カ国から90人以上の選手が集まり、ゴールドメダルをかけて競い合う。
これは2012年大会の記録を上回る参加国数。
前回のチャンピオンであるハワイチームは2人の元金メダリストを送り出し、タイトル防衛に挑む。
また、2013年のエクアドル大会にもハワイ代表として出場している糟谷修自は今回もハワイ代表として参加する。
新たな参加国
出場する28カ国中、5カ国が初参加。
オーストリア、バルバドス、カナダ、イングランド、イスラエルが今回初めてWMSCに参加する。
カテゴリー
WMSCは2013年以降、年齢カテゴリーが更新。
2024年は2つの新しい女子カテゴリー、グランドマスターズとカフナが加わり、男子の年齢も調整されている。
▪️男子・女子マスターズ(40歳以上)
▪️男子・女子グランドマスターズ(50歳以上)
▪️男子・女子カフナ(60歳以上)
なお、日本代表は以下。
▪️マスターズ
男子:友重達郎
女子:清永亜希子
▪️グランドマスターズ
男子:坂本尚應
女子:大江なぎさ
▪️カフナ
男子:久野孝
女子は派遣なし
ジェンダー平等
ISAは2017年以来、世界選手権シリーズ全体で男女同数の競技枠を提供し、サーフィンにおける女性の参加とジェンダー平等を促進している。
WMSCでは今回女性が3つの部門で競技に参加できるようになった。
各チームは男女それぞれ3名ずつの選手を出場させることができる。
観戦方法
ライブ中継は10月18日〜24日の競技中、ISA公式サイトで配信される。
ISA公式サイトでは大会の結果やチームリスト、写真、動画、ニュースなども掲載される。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
SNS
大会中はISAの以下ソーシャルメディアでライブ更新や写真、動画を配信。
是非フォローを!
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スケジュール
10月17日 午前10時:プレスカンファレンス
10月18日 午後3時:開会式
10月19日~24日:競技(エル・スンザル)
10月24日:閉会式
日本とエルサルバドルの時差は15時間。
現地時間7時が日本時間22時になる。
ISAとエルサルバドル
「Surf City」と名付け、国を挙げてサーフィンを観光資源にしているエルサルバドルはISAやサーフィンを大きく支援している。
ワールドクラスのサーフィン目的地としての地位を確立しており、これまでにエルサルバドルで8つの主要なISAイベントが開催されている。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(空海)