2025年3月17日〜22日にオーストラリアのビクトリア州にあるフィリップアイランドのバスコースト地域にあるケープウーラマイでQS3,000『Phillip Island Pro』がプロジュニアと共に開催される。
今イベントはオーストラリア/オセアニアリージョナルの併催イベントとなり、10カ国以上から選手が集結する予定。
アジアリージョナルでは2025年CS進出をかけての最終決戦となる。
「フィリップアイランドはサーフィンにとって素晴らしい地域であり、エリートレベルの大会まで開催されてきた豊かな歴史があります。この場所で2025年のチャレンジャーシリーズへの地域代表が決まることは非常に意義深いです。WSLは、このイベントをサポートし、ビクトリア州全体でプロサーフィンへの貢献をしてくださるビクトリア州政府に心から感謝いたします。この新しいフィリップアイランドプロQSおよびプロジュニアイベントにより、ビクトリア州は年間4つのWSLイベントを主催する地となり、WSLロングボードツアーのイベントや歴史的なリップカールプロベルズビーチも含まれることになります」
WSL APACプレジデント アンドリュー・スターク氏
QS3,000『Phillip Island Pro』の開催地であるケープウーラマイはオーストラリアで2番目に大きな都市、メルボルンから車で約2時間の位置にあり、フィリップアイランドに渡ってからすぐの人口1,000人未満の小さな町。
オーストラリアで最も美しいビーチとして観光スポットや静かなリゾート地として知られている。
サーフポイントとしては10以上もあるフィリップアイランドの中でもパワフルなビーチブレイクとして人気があり、条件が揃えばバレルも形成する。
「このイベントは、ビクトリア州がオーストラリアのサーフィンの中心地であることを示すとともに、次世代の才能が夢を追いかける場を提供し、バスコースト地域に大きな経済的利益をもたらします」
観光・スポーツ・主要イベント担当大臣のスティーブ・ディモポウロス氏
CS進出をかけての最後の大会
CS進出の枠はオーストラリア/オセアニアリージョナルが男子7名、女子4名。
アジアリージョナルが男子5名、女子3名(その他にワイルドカード1名ずつ)となる。
『Phillip Island Pro』はアジアリージョナルの最終イベントになる。
現在、インドネシアのブロンソン・メイディがトップ。
女子は3,000イベントで2連覇を決めた日本の都築虹帆がトップを固めている。
特に男子は僅差の戦いなので、ランキングが入れ替わる可能性も十分にあるだろう。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)