今シーズンのノースショアは『THE EDDIE』が開催されるほどの当たり年。
パイプライン/バックドアを舞台とした『DaHui Backdoor Shootout』も全てのヒートを消化できなかった昨年と比べてグッドコンディションに恵まれ、特にファイナルデイとなった現地時間1月14日は8-10ftレンジの絵に描いたようなバレルが姿を現していた。
そんな中、2018年から出場しているチームジャパンが神がかったサーフィンを見せた。
チームジャパンのここまでの経緯を説明すると初日に原田祥吾、2日目に松永健新、3日目に伊東李安琉がハイスコアをメイク。
大会を通して堀口真平が最もチャージ、初出場の加藤翔平は健闘したのに加え、YouTubeで大会のリアルを伝えていた。
そして、迎えた最終日は松本浬空がパイプラインをまるでジェリー・ロペスのように手懐け、原田祥吾がJOBを彷彿させるようなバックサイドのグラブレールで完璧に姿を消した後にスピットアウト。
もう止まらない勢いのチームジャパンに誰もが優勝を確信しただろう。
チームSnaptのキャプテンであり、過去に何度も優勝しているローガン・デュリアン曰く、「チームジャパンは本当にぶっ飛んでたね。10点や11点をバンバン出してた。完全に爆発してたよ」
チームジャパンは原田祥吾が個人4位、伊東李安琉が6位、松本浬空が7位となり、団体では初の優勝を獲得した。
なお、個人優勝はパイプラインで最もディープなバレルをメイクしたローカルのコア・スミスが手に入れた。
ノースショアで次のビッグイベントとなるCT開幕戦『Lexus Pipe Pro』も期待が高まっている。
(空海)