現地時間1月18日、20歳以下のサーフィン世界一を決めるのWJCこと『World Junior Championships』がファイナルデイを迎えている。
すでにウィメンズのファイナルが終了して中塩佳那が僅差で2位となった。
前日よりサイズダウンしたものの、公式3-4ftレンジの「アービズトンドビーチ」はサーファブルなコンディション。
メンズ、ウィメンズ共にSFからスタートして、中塩佳那はペルーのアレナ・ロドリゲスに対して最初の2本で7ポイント台をまとめて圧勝した。
ファイナルの相手は優勝候補の筆頭、唯一のCT選手であり、オリンピアンでもあるブラジルのルアーナ・シルヴァ。
最初のエクスチェンジでは中塩佳那が5.67、ルアーナが4.67とリードしたが、ルアーナは5.30、4.93を重ねて僅差でトップに立った。
残り10分を切ってプライオリティは中塩佳那。ニード4.56と良いセットさえ入れば十分逆転可能なシチュエーション。
二人の元にセットが入り、中塩佳那、ルアーナの順で波に乗り、中塩佳那は二つのメジャーマニューバーで5.33を出して逆転。ルアーナのスコアが出る前に中塩佳那は再び波に乗り、それがヒートのここまでのベストウェーブになった。
インサイドセクションまで繋ぐことに成功したこのライディングに6.00がコール。
しかし、次の波に乗ったルアーナのライディングも良く、終了のホーンが鳴ってからスコアを待つことになった。
コールされたスコアは6.53と中塩佳那を上回り、ルアーナがWJCのチャンピオンの座を手に入れた。
惜しくも優勝を逃したとはいえ、中塩佳那は大健闘だった。
メンズの結果、ファイナルデイの詳細はのちほど。
『World Junior Championships』結果
ウィメンズ
1位 ルアーナ・シルヴァ(BRA)
2位 中塩佳那(JPN)
3位 ロジー・スマート(AUS)、アレナ・ロドリゲス(PER)
5位 アネット・ゴンサレス・エチャバリ(EUK)、アイラ・ハパッツ、シエラ・カー(AUS)、ラウラ・ラウピ(BRA)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)