ハワイアン航空、サーフボードや自転車も標準受託手荷物に

ハワイアン航空は、サーフボードや自転車も標準の「受託手荷物」として受け入れを開始した。

これまでハワイアン航空でサーフボード類を預け入れる場合、日本路線はエコノミークラス線で片道あたり重量が23キロかつ3辺の和が292センチ以内の場合は11,000円、もしくは75米ドルの超過手荷物料金が必要だった。しかし今後は、サーフボードもゴルフクラブなどのスポーツ用具に加わる形で、受託手荷物としての預け入れが可能。前述のサイズ内であれば、通常の受託手荷物料金以外の追加料金を支払わずにサーフボードを預けることができる。

今回の変更はハワイアン航空の全便を対象。難しいサーフボードの取り扱いについて、ハワイアン航空はこれまでも利用者の声を聞き入れたポリシーの見直しなども実施しており、今回もサーファーにとってありがたい方針変更となった。

なお、サーフボードを標準受託手荷物で預け入れるには、専用のソフトケースもしくはハードケースに収納されている必要があるが、範囲内であれば枚数に制限はない。複数のバッグも預け入れが可能だが、その場合はそれぞれに料金がかかる。詳しくは、ハワイアン航空のヘルプセンターページを確認して欲しい。
https://hawaiianair-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2272

このサービスは、ハワイ就航95周年迎え、ハワイ在住者向けのサービス向上プログラム「Huakaʻi by Hawaiian」の2025年1月8日提供開始と合わせて開始されたもので、ハワイ諸島間フライトでスポーツ用品を含む預け荷物や航空券の優待サービスが受けられる。統合したアラスカ航空と乗り継ぎ利用する場合でも、同様の基準が適用されるという。

日本と北米間では通常、エコノミークラスは23キロ、ビジネスクラスは32キロまで、かつ3辺の和が157センチ以内の受託手荷物を2個まで無料で預け入れることができ、規定外の手荷物には、重量超過料金とサイズ超過料金が適用される。

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