冬のノースショアで度々起きる事故や救助劇。
先日は2024年のCSチャンピオンでもあるサミュエル・プーポ(BRA)がCT開幕戦『Lexus Pipe Pro』の間のフリーサーフィン中に事故を起こしたことをお伝えしたが、今度はノースショアの名門一家の一人、マカイ・マクナマラが2月23日の日曜の朝にパイプラインで意識を失い、周囲のサーファーの協力で岸まで戻り、病院に搬送されるという救助劇があった。
映像を見ると、かなり緊迫した状況で救助が行われていたようだ。
マカイはリアム・マクナマラの息子であり、ビッグウェーブサーファーのギャレット・マクナマラの甥。
2024年12月開催の『THE EDDIE』のランドン・マクナマラの兄であり、パイプラインの常連である。
地元メディアの「KHON 2」の報道によると、事故が起きたのは朝9時頃。
ラインナップでの救助には、弟のランドンを始め、コア・ロスマン、コア・スミス、イーライ・オルソンなどが協力。
岸に戻った後、救助に向かったライフガードにより、心肺蘇生と(CPR)と自動体外式除細動器(AED)を使用し、脈を取り戻したそうだ。
ホノルル救急医療サービスが高度な救命処置を施し、重体のまま近隣の救急病院へ搬送。
現在は回復に向かっているとのこと。
(染谷たかし)