1993年に創刊し、全国のサーフショップや海近くの駐車場等で無料配布されていた、サーファー向け年間ガイドブック「ビーチコーミング・マガジン」がいよいよ最終号を迎える。
2025年発行をもって33号目を数える「BEACH COMBING Magazine(ビーチコーミング・マガジン)は、「Surf Patrol Tide Tables」潮見表として1993年にスタート。以来、全国のサーフショップや海近くの飲食店、駐車場施設等で無料配布されてきたサーファ専用のガイドブック。
当時では珍しかったフリーペーパーという形式で、サーフィンエリアに特化したタイドグラフ、全国のサーフポイントマップと、サーファーに人気の飲食店や宿泊施設などを紹介。国内サーフトリップの必須アイテムとして、日本全国のサーファーに重宝されてきた。最終号のコンテンツには「本誌と振り返るサーフィン33年史」なども予定されている。
情報発信のデジタル化が加速する中で一定の役割を終えたとされている本誌は、今後も「地域特化版」としてスポット発行の可能性はあるものの、フルページの全国版は2025年発行を持って最終号になるとのこと。
完全保存版となる最終号は、2025年4月下旬頃に発行予定。全国のサーフショップ、海近くの駐車場施設のほか、波情報サイト「BCM」の年間特典等で無料配布される予定だ。