『MEO Rip Curl Pro Portugal』は開幕を4日後に控え、すでにヒート表やワイルドカード、リプレイスメントなどが発表されているが、そのリリースの後、オーストラリアのライアン・カリナンが自身のInstagramで怪我により欠場することを発表した。
ライアンが怪我をしたのはアブダビの前のパイプライン。
過去にも多くの怪我人を出している場所だが、今シーズンは特にメジャーサーファーの怪我が多く、サミュエル・プーポ、クロスビー・コラピント。
最近ではリアム・マクナマラの息子、マカイ・マクナマラが命に関わるような事故を起こしている。
ライアンのリプレイスメントはまだ公表されていない。
★後日WSLのヒート表が更新され、フランスのジョルガン・クズィネが入った。
その他のヒート組み合わせも変更されている。
“パイプラインでのRd32ヒート中、最後から2番目の波で膝を圧迫された。バレルを抜けるために体を絞り込んだ際に膝に異音を感じたんだ。最初はそれほど深刻ではないと思い、翌日すぐに帰国して、そのままアブダビに向かう予定だった。しかし、膝の状態を確認しながらウォームアップをしていたら怪我が深刻だって分かったんだ。結果、腓骨の頭を骨折していたことが判明した。幸いそれ以外のダメージはなかったけどね。
骨折の治療には時間がかかるので、ポルトガルのWSLイベントを欠場することに決めた。どんなイベントでも欠場することは非常に残念だけど、シーズン後半と未来のために100%の回復を目指して治療に専念する必要がある。
みんなの愛とサポートに感謝する。復帰はエルサルバドルの予定。すでにワクワクしているよ。”
クロスビーの2025年シーズンが始まる
開幕戦直前にバックドアで肘を骨折して手術を受けたツアー2年目、2024年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したカリフォルニアのクロスビー・コラピントは集中的なリハビリを経てポルトガル戦で復帰する。
“報告が遅れたけど、ここにアップデートするよ。手術後、サンゴによる細菌感染が起こり、回復に時間がかかってしまった。少し傷も残った。でも、治療が進んで、2週間前から「MOTUS Specialists Physical Therapy」(カリフォルニアのリハビリ施設)でリハビリを始めたんだ。そして、金曜日には第3戦目のポルトガルに向かう準備ができた。治療の時間は自分自身と向き合い、振り返り、人生や自分自身について深く考える素晴らしい時間だった。海から離れてサーフィンへの愛も再燃した。海に戻る手助けをしてくれたみんなに感謝しているよ。”
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)