11月1日、BWT(ビッグウェーブツアー)の『マーヴェリックスチャレンジ』がウェイティングピリオドに突入した。
ウェイティングピリオドは2018年11月1日〜2019年3月31日。最低でも25ft(7.62m)以上のサイズが維持される予報となった際に、ゴーサインが出される。
»BWTのルール・フォーマット詳細
男女賞金格差により一時開催危機となるも、無事承認へ
WSLは、イベント開催許可機関のひとつであるカリフォルニア州有地管理委員会から、男女賞金格差問題を指摘され、開催許可申請を再提出していた。
一時はイベント開催も危ぶまれたが、「男女の賞金格差が解消されたらイベント開催を許可する」としていた同委員会から最終承認を得られたことを、WSLは先月26日に発表。無事、開催にこぎつけた。
『Mavericks Challenge』でのウィメンズ部門は今年初開催となる。本イベントに出場予定のビアンカ・ヴァレンティ(USA)は以下のようにコメント。
マーヴェリックスでウィメンズイベントが開催されるのは歴史的な出来事。とても待ち望んでいたの。パフォーマンスをするためには、とにかく戦う“場”が必要なの。だから、これはウィメンズビッグウェーブサーフィンの始まりに過ぎないわ。皆が注目しているこの機会に、自分がよいパフォーマンスをして、ウィメンズサーフィンの可能性を広げたいと思ってます。
ビアンカ・ヴァレンティ
オープニングセレモニー&救助トレーニング実施
10月26日には、会場となるカリフォルニア・ハーフムーンベイでオープニングセレモニーも実施。
また、オープニングセレモニーの前には、ビッグウェーブ・リスクアセスメント・グループと協力して、「ビッグウェーブ・ウォーターセーフティー・トレーニング」も実施された。
特に今年新設されたウィメンズ部門の選手にフォーカスが当てられ、マーヴェリックスでの危険に備え、サーフリスクマネジメント・救助技術・蘇生訓練等が行われた。
2018/2019 『マーヴェリックスチャレンジ』出場者
ウィメンズ
Paige Alms, Keala Kennelly, Justine Dupont, Bianca Valenti, Maya Gabeira, Sarah Gerhardt, Emily Erickson, Andrea Moller, Jamilah Star, One wildcard to be selected on Green Alert
ウィメンズオルタネイト(補欠)
Wrenna Delgado, Laura Enever, Felicity Palmateer, Raquel Heckert, Easkey Britton, Silvia Nabuco
メンズ
Billy Kemper, Kai Lenny, Ian Walsh, Makuakai Rothman, Lucas Chianca, Jamie Mitchell, Tom Lowe, Alex Botelho, Greg Long, Natxo Gonzalez, Will Skudin, Grant Baker, Nathan Florence, Jojo Roper, Russell Bierke, Travis Payne, Patrick Shaughnessy, Matt Becker, Anthony Tashnick, Jason Stark, Hunter Murison, Peter Mel, Nic Lamb, One wildcard to be selected on Green Alert
メンズオルタネイト(補欠)
Ryan Hipwood, Tyler Fox, Luca Padua, Ryan Seelbach, Colin Dwyer, Ben Andrews, Kyle Thiermann
(THE SURF NEWS編集部)